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Mar.,30,1999
バスケみたら日本人が・・・

  これまた日曜のネタなんですけど。日曜のテレビに入ったバスケの試合で日本人プレーしていました。それと、日刊スポーツではこんな記事が載ってました。

田臥、世界選抜で3アシスト!
17分間の出場で3アシストを決め、的確なパスと素早い動きで米国ファンをうならせた。

  とありました。

  このバスケットの試合は日曜日にアメリカの高校生と世界選抜の高校生の試合が放送されたものです。世界VSアメリカ という感じでいかにもアメリカ人の好きそうな番組です(笑) 一応全国ネットになっていたけど、いろいろなスポーツがごちゃ混ぜになっている番組の中の一部分として放送されたので、決して大きな扱いではありませんでした。

  日本の事前の報道では、あたかも全米の注目が集まるかのような報道がありましたが、でたらめです。こっちはNCAAトーナメントの方に断然注目があつまっていました。更に放送時間帯にはNBAの試合が少なくとも2局ほどかぶっていました。

  というわけで、注目度は更に低かったことを付け加えておきます。日本の例でいうと、ゴールデンタイムの衛星放送第2ってところでしょうかねぇ・・・全国に放送はされているけど、見てる人なんてほとんど居ないような(笑) あ、見てましたか? すいません。

   この田伏というプレイヤーについて私の知るところの解説をいれておきます。日本の高校バスケット界でナンバーワンと言われるところが、秋田にある能代工業でして、彼はそこの元キャプテンです。彼の代に、3年連続高校主要タイトル総なめなんて凄いことをやってしまっただけに注目が集まったわけです。それでもって彼はアジアからただ一人世界選抜に選ばれたわけです。

  さて、日刊スポーツの記事を見た限りでそこそこ目立ったかのような書き方をしていましたが、とんでもありません
元記事を見ればわかると思いますが、私は後半しかみていなかったので前半のことはよくわからなかったのですが、あの報道のされかたかして17分間出て無得点です。

  まぁこれにもちょいとわけがありまして、この試合、大学やNBAのスカウトには注目を浴びているようで、ここでちょいと目立っておけば大学へスカウト、更にはNBAへの道も開けるかもしれないということです。 そんな訳で、背のでかい連中は超わがまま状態。世界選抜のチームでは特にフォワードにボールが渡るとガードへは絶対に返ってきません。勝手に打っちゃいます。そんでもってはずしてました。 あと、言葉の違いがあってコミュニケーションがなってませんでしたね。ついでにジェットラグの影響もあるんじゃないか?(笑)

 アメリカの選手はそれほど、目立ちたがっては居なかったように思いました。多分、この手の試合に出るような人はもう大学への推薦とかがある程度決まっているからかなぁと、これは私の勝手な憶測。

  お互いチームメイトとしての信頼もないし、誰もが自分が一番上手いと思っている2mクラスの選手がひしめく中、誰が東洋からきた175センチにも満たない選手にパスをだすでしょうか? そう、かわいそうなことに、彼は決定的なチャンスではただの一度もボールをもらうことができなかったのです。17分もゲームに出ておきながら・・・

  唯一の彼の仕事はゲーム内でバックコートからフロントコートへボールを運ぶことでした。 これまた途中ででしゃばったヤツにその仕事を取られてしまいました。

  「てめぇはさっさとあがりやがれ!」 とか何とか文句つけてやれば良かったものの、何と言うか日本人の慎ましやかさといいましょうか、そのでしゃばり君にボールを奪われた田伏君は170センチ代の身長でありながらフォワードのポジションともガードのポジションとも言えないところをウロウロしておりました。

  当然ボールはもらえません・・・というか、あの身長でそんなところでボールを貰っても何もできないんですけどね。 それで、ボールを持ったときに「このままでは何もできないで終わってしまう」 とふと焦ったのでしょう。 ちょいと強引にディフェンスをかわしきらないで3点シュートを打ちに行きました。だってだれもボールをリターンしてくれないんですからしょうがないですよね。

  しかしボールは無常にもリムの1メートル以上手前の空間へフラフラと落下して行きました。それが私がみた彼のただ一度のシュートでした。 そう言えば解説が「背がちっちぇえんだよ」という酷な突っ込みをいれておりました。

  実際、パスについては非凡なセンスを持っていて、良いパスは確かに2〜3本をフォワードへ供給していたようですが、それを打ち消してしまうネガティブな部分ばかりが目立った試合でした。一番歯がゆかったのは本人なんだろうなぁ・・・。

  ということを踏まえた上で新聞の記事を読んでみると、なんか悲しくなってきませんか?



Mar.,29,1999
消息不明になりまして・・・

  すいません。日曜日にいきなり、それまで使用していたアカウントが消滅いたしました。原因は一ヶ月ほど前に私がISPに文句をたれて、アカウントキャンセルのメールを出したことにあるのですが、普通だったらアクセプトのメールが送られてくると思っていました。しかし、何の音沙汰もなかったので、てっきり無視されたものとばかり思っておりました。ところがところが、月末の今日になっていきなりアカウントがつかえなくなっているではありませんか・・・ これには参りました。働いていないふりを指定ながら働くアメリカ人特有のフェイント(ほんとか?) に見事に引っかかってしまいました。 まぁ事前に連絡等をここでやっておかなかった私が私が悪いんですけどね。

  というわけで、またこのページに運良くたどり着けた方、お久しぶりです。とりあえず、日記猿人の方の変更は済ませたので、そこから私のページを覚えてくれている人達にとっては問題ないのですが、そのあたりのサーチエンジンからたどりついた人達は、恐らく私のページへ戻ってくることはできないでしょう・・・悪いことしたなぁ・・・すまんです。

  ここのページも現在復旧作業中でして、いろいろと不備が残っていることと思いますが、まぁ多めに見てやってください。少なくとも今現在の日記を何とか読めるようにしておきますから。

  ISPの変更に伴って、当然WEBの場所も変わりまして、tripodを使っているのですが、ここのFTPってつながらないんだようねぇ・・・こまったことに。WEBベースのFTPがあるのでしょうがなくそれを使っているのですが、これだとファイルの複数転送ができない。わぁ〜かったるいとかブツブツ言いながらチマチマとファイルを転送していました。30分くらいかかったかなぁ・・・使いにくいといいながらも、一通りの機能は押さえてあるわけで、まぁそんな手間で済んで幸いでした。

  Tripodって、1階層だけだけどディレクトリを作れるんで、元もページの構成を何ら変更することなしにアップできたのが良かった。

 というわけで、タラタラやっている間に、あっという間にweekdayになってしまいました。また勉強っすよ。昨日は家の奥さんとの3回目の結婚記念日でした。 考えてみたら、3回ともアメリカですごしているんだよなぁ。特別何もできなかったのですが外で食事をしてきました。 そういえば今年から出席者が一名増えたんだっけ。

  この辺じゃあ結構上手い部類に入るシーフード屋でして、店にたどりついたころにはすでに順番待ちの状態でした。 結局 店の前で30分待ち、この変から新参者の出席者のムードがヤバクなりました。

  ようやく店内に入ったかと思うと、ほうらやっぱり・・・といった感じで絶叫が始まりました。最近よく叫ぶんですヤツは・・・。 予想はしていたのですが、順番に面倒を見ながら&周りに気を使いながらの合計2時間あまりのディナーでした。帰ってからグッタリ。 でも、ああ楽しかった (うそをつけ!) まぁこんなもんだよね。

  なんか面白いネタが他にあったんだけどなぁ・・・
明日にでも書きますわ・・・


Mar.,21,1999
ポキモンください

  タイトルを見て突っ込みを入れたくなった人も多いだろうが、正式名称がポケモン(ポケットモンスター)であることぐらいは私でも知っています。ちなみにGameBoyももってます。最近のはカラーなんですけど、私が買ったのはモノクロで、カラーが出るちょっと前だったんですね。

  言語によって使われる舌の筋肉が違うので、母国語により発音できない音というのはどうしてもあります。日本人が英語の発音で r とか l の発音の違いで苦労するように、英語のネイティブスピーカーは母音が続くような音なんかが苦手です。

  それで話を日記のタイトルに戻しますが、これはポケモンを英語のネイティブスピーカーに言わせたときの音です。ポケモンのケという音はちょっと油断するとキになってしまうようです。一応、テレビのタイトルとか、番組紹介の時のナレーションではかろうじてポケモンといってはいますが、やはり根本的に苦手らしく、ちょっと不自然です。

  ほかにも、似たようなケースで、力士の曙のことをアキボノとかいったりします。自国の力士なんだから、名前くらいちゃんと発音してあげてほしいもんですが・・・

  しかし、こちらのポケモンの人気もなかなかのもののようです。すべてはテレビアニメからきているんでしょうけど、あのチマチマとした作業的なゲームがアクション大好きのアメリカ人に受け入れられたこと自体に私はとても驚いています。 そのあたりのプロモーションの力も含めて任天堂はやっぱり凄いですね。

  週末に近くのWal-Martまで買い物に出かけたときの話ですが、そのときゲームのセクションをうろついていると、小学生くらいの子供を連れたお母さんが3組くらい話し合っていました。なんの話をしているかと近寄っていったら、ポケモンの話でした。 あそこの店ではいくらで売っているとか、カラーが出たらしいからそっちを買ったほうがよいだとか、ゲームの色の違いは一体何なんだとか、店員を前にポキモンを連発しながら話し合っていました。

  3人の母親とも、子供にせがまれてたまたま買いに来ていたようです。人気があるのかどうか、聞いてみたら、子供達は「ある」といっていました。どれくらいは知らないけど。 違う店にいく機会もあったので、なんとなくケースを覗いてみたらポキモンはすべて売り切れていました。もしかしたら、新しいバージョンのポキモンがでる前の谷間の時期なのかもしれませんが、そうじゃないとしたら結構売れているんじゃないのだろうか?ポキモンって・・・



Mar.,15,1999
たまには depressing

  やることはたくさんあるが、ありすぎてどこから手につけたら良いのかわからなくなってます。こういう状況が一番やばいです。やっているつもりになって非効率的なことに時間を割いて、あとから効果があがらなくなって、さらに効率が落ちるってパターンがよくあるんです。そうなったらグレード的にも精神的にもダメージダブル。

  手につかないって状況は、自分の可能性を伸ばす時間を無駄にしているわけです。 生産的な行為へつかわれる見こみの時間をなぁ〜んもしないで過ごすのですから、その結果はゼロというよりもマイナスですね。

  こっちへ来てよく調子が狂う瞬間っていうのがあって、それはたいてい語学力が引き金になっていることが多いです。 いまだに英語と日本語のチャンネルが独立していまして、瞬時に切り替えられないので、日本語モードの時に不意に話し掛けられると、ほんとすごい簡単なことを聞かれているんだけどとっさに答えられなかったり、思ったことが言えなかったりします。

  たいてい5分くらい経過すると英語モードに突入して、質問の内容とかが頭の中から涌き出てくるのですが、これがまた悔しい。 これはブルー入りますね。知り合いに指摘されたのですが、私にはどうやらアルコールが入るととてもアグレッシブな英語モードに突入する性質があるそうです。でもいつも飲んだくれているわけにもいきませんよね(笑)

  最近、特に楽しているような気がします。外へいってもあんまり英語を使わないかなぁ・・・とっている授業にもよるんだけどさ。 まぁ適当に話はするんだけど、必要以外はまったく話しません。うちでは当然日本語だし・・・。そんなわけで、チャンネルのモードの切り替え時間は一向に縮まりません。これではいかんぞ。テレビとかニュースはよく見るようにしているんだけど、語学力向上に貢献しているのかなぁ・・・というのは 聞き取れない言葉の数は明らかに減ってきているのですが、なんかこうしっくりこないというか、理解できないものはやっぱりできないんですよね。 そのへんであきらめが入っているような気がしてそれがとても嫌です。

  ホームワーク、クイズ、テストテストテスト・・・まぁ文章をずらずらと書かされるようなテストをやってはいないので、それは助かっているのですけど・・・そう思うことがすでにネガティブな感じがしてそれもまた心地よくないなぁ。

  あと、最近日本語でボソッと独り言をいってしまう瞬間がすごく多いような・・・まぁまわりで日本語わかるのは私だけなので、問題はないのですが、このまま日本に帰ったらまずいなぁ。なんだかすごいストレスのたまる環境にいるみたいな日記になったけど、 まぁそんな日もあるってことで(笑) 人生そんな日もあるさね



Mar.,14,1999
training season

  毎年、ネタにしているけど、この時期はフロリダにメジャーが集まってキャンプをはってます。 日本でいうところのオープン戦ってやつがみれます。 値段は一番良いせきで$12くらい。

  毎年一試合は見にいってまして、今年もさっそく行ってきました。ねらいは日本人投手。そう、日本人投手を二人かかえた球団がありますねぇ・・・そうNY Metsです。ヤンキースの伊良部も見たかったのですが、ここからタンパはちょっと遠いので(2時間30分くらい)、近場のところにいきました。私の家から30分くらいで行ける球場がマリーンズのホームになってます。

  事前に当番するピッチャーのスケジュールはぜんぜん知りませんでしたが、ローテーションはあるていど決まっているだろうし、ピッチャーは吉井と野茂の二人がいるので、確率は2倍。あとは運を天に任せて・・・といったら大げさですが、行って来ました。まぁ、別に野球が楽しめれば日本人ピッチャーにはこだわらないのですけどね。

  3月のフロリダといことで、通常ならとても暑いのですが、今年はなぜか涼し目の日が続いていまして更に曇りだったことも手伝って、外はとてもすがすがしいかったです。まぁトルネードウォッチが出ているからっていうこともあるんだけどね(笑)

  球場についたら、なんともラッキーなことに吉井の先発でした。う〜ん、良かったよ。まぁ、その前のローテーションの日程から、この日が野茂か吉井の登板になることは予想していたのですけど、保証がありませんからね。見れてラッキーでした。

   ゲームが始まる前に国歌を歌うのですが、この曲が始まると通路を歩いている人もすべて立ち止まって、聞き入ります。球場のもぎりの人もいっせいに球場内を向きます。当然、客は国歌が終わるまでの間、入り口を前にして列を作ってまたされます。こういうことにはアメリカ人うるさいです。

  肝心の吉井の投球ですが、まぁ日本でもニュースになっているだろうから詳しくは書きませんが、良かったです。4回を投げて無失点。途中でノーアウト2塁のピンチでしたが、続く送りバントをうまく処理して3塁でランナーを刺しました。あれは上手かったですね。テキストどおりのプレイだ、と観客も拍手してました。

  オープン戦といこともあって、報道はほとんどいませんした。「ほとんど」以外の人もいるわけで、予想通り数人の日本の報道者が来ていました。この人たち、浮きまくってました。ほとんど追っかけ状態。吉井が行けばその方向をカメラで追う。ベンチにいるときなんか、ゲームそっちのけで吉井の方を向いていました。

  まぁ、遠いところからわざわざやってきたんで、仕事もそれだけやらなきゃならないっていうのはわかりますが、吉井はピッチャーなんで、何も打順を待っている最中にバット振っているところとか、パシャパシャやる必要はないのではないでしょうか?

   あの張り付き具合は旗から見ても異常なほどです。ねちっこさが染み出てました。あんなのに追いかけられたら、そりゃ、うっとうしいだろうねぇ・・・

  あと、某所のWeb新聞記事、スペースコーストスタジアムはメルボルンにはないよ。あんたらが止まったところかもしれないけど、適当なこと書くんじゃないってぇの。そんなの地図みりゃあ書いているでしょうに、適当に手を抜いて近場の地名を書かないように。ほんと、マスコミって自分らの興味がないことに対しては適当だよね。



Mar.,09,1999
たまにはゆっくりと

  スプリングブレイクが始まって、気が付いたら2日間なぁ〜んもやっていなかったりして、のんびりしてんだか現実逃避してんだかわからなくなってきました。明日からはスケジュールを調整して遅れ気味の勉強に追いつくべく、頑張らないとね・・・。

  うちの子供、サイズが通常の子供よりもかなりデカイようで、生後半年にて体重は19lb を越えているのですが、その分機能の成長スピードが遅いらしいです。 なんでも歩きはじめる前の反射が出ないとかなんとか・・・それをピディアトリシャンに指摘されたので、私のスプリングブレイクの期間を利用して検査を受けることになりました。

  採血とかCTとかなんだけど、他には子供専門のPTと会ってエクササイズの方法を聞きにいったりします。

 採血はもうすませているんだけど、こっちのナースがスゲーへたくそなのと、子供の体の割には血液をたくさんとられたので、(試験管4本くらい) 大変でした。 両手両足に計4回、針をさされるはめになりました。 当然大泣き。 また、4回刺された中で針をさしても不発に終ったのが2回・・・さされ損。 さらには針を刺した後、血管を探すために中でゴニョゴニョとやられるもんだから、泣き声が絶叫に変りました。

  よっぽど止めさせようかと思ったのですが、検査の為ということで我慢してもらいました。 ナースをぶん殴ってやろうかと思うくらい(アメリカ式だと「訴えてやる」になるのかな)、すげー可哀相だったよ・・・そのせいかどうかは知りませんがここんところ2〜3日はとくにグズつきます。

  明日はPTの人と会うことになってるんだけど、なんだかおおげさだよなぁ・・・私は子供の成長にも個人差があると思っているので、いままでの経過については全然心配していないです。 いまのところは、私としてはみたまんま正常です。 ただ、プロの判断に従っているだけです。 ですので、目下の一番の心配事は、一体検査でどれくらいかかるかってこと。

   赤ん坊だけは保険入っているんだよねぇ〜・・・よかったなぁ・・・入っておいて。 それでも100〜200は飛ぶだろうな。 保険に入っていなかったらあわせて1000くらい行くんじゃないの? こわぁ〜



Mar.,05,1999
手前味噌な人

  あいかわらず、ゲームネタを引っ張るようでわるいんだけど、ここ数日のPS2スペック公表で、DreamCast本家のセガのBBSが大騒ぎになっているようです。 ヒステリックなまでのDC優位論を唱えるひと激増中。スペック的に圧倒されているわけでぐうの音も出ないのが本当のところだろうけど、中にはアレコレ難癖つけて「PS2は失敗する」と言っている人います。でもその予想がまたお粗末。

  ああ、これがセガ信者ってやつかぁ・・・などと思ってみていたのですが、あまりの無知&根拠の無い自信に基づいた予想(この場合、妄想というのが適当かな)に思わず苦笑してしまいました。 なんかもっと頭使えばわかりそうなことなんだけどなぁ・・・人生経験がたりないのかな? まぁ、そういうことを書いているのは文体からしてかなり若い世代のようですけどね。実際、DCの掲示板には中学生とか小学生もいるみたいですから、なんとも凄い時代になったもんです。

  自分の主張が客観的なものか感情的なものなのかっていうことを知っていない人って思ったよりもいるもんですね。 極論からすると、自分の好きなものを貶されて、いい気がする人はいないので、そこで自己防衛本能が働くんですけど、それがあまりに強力になると、自分に都合の悪い部分は聞かないし、実際にありえないことでも、自分の主張を補完するものであれば容易に信じてしまう傾向って強くなってしまいます。

  基本的に人間は感情の生き物なので、そういった傾向は老若男女を問わずに誰だって、発生してしまうわけです。ただ、物事を主張する際に、そのことを理解しているか、いないか、つまりは自覚の有無で発言の質がかわってくるわけです。自分で補正できるか否かっていうのがこの分かれ道ですね。

  さらに誤解を恐れずにいえば、女性には(しかもある程度年を取った人)この傾向が強いですね。遺伝的な性質というかDNAが持っている特質なのかもしれません。生物が進化して来た過程でこういった性質を持っていた方が個の生存には有効だったのでしょうか。 フェミニストの方、気を悪くされたら謝ります。すいません。 でもその感情自体が、実は私が言わんとしていたことそのものだったりして・・・・(よけいなことを言うし・・・)

  話は変って、○○信者って、よくよく考えてみたらアメリカ人のアメリカ世界一主義に結構近いものがあるかも・・・。自分らの世界が一番だと思っているあまり、外を知ろうとしないし、無知であることもしらない。さらには自分らの都合の悪いことは大抵フィルターをかけてまともに聞かないしね。

  逆に日本の場合は謙虚になりすぎで、この中間のスタンスが一番バランスが良いように思う。ああ、なんか前にもこんなこと日記にかいたかな?


Mar.,04,1999

留学と関係ないけど、PSX2 その2

  アメリカのサイトでも、日本のニュースにおくれること20時間くらいで、このニュースが行き渡ったようです。やっぱりというか、中には正式発表に含まれていない憶測からでたであろうデマが流れていますけど、もしかしたら意外とアメリカの関係者からでたリークなのかもしれません。そのデマを信じると、PS2は$250 らしい・・・。 とても根拠に欠けた数字・・・っていうか、量産体制に入って実際のチップの歩留まりとか、そのへんの数字があるていど出てこなければ価格の最終決定ってできないと思うのですけど・・・ これ、一応の目標かもしれないけど、まだまだ価格は未定でしょ。

  でも、本当にこの値段で買えたら買ってしまいそう・・・。初期不良が恐いからちょっと待とうかな・・・3ヶ月くらい。 以前のPSだったら半年以上たってから次のバージョンがでまわりましたけど、次のやつは注目度も桁違いなので、3ヶ月もあったら初期ロットが捌けちゃうでしょ。勝手な予測だけど。 そんでもって、100万人くらいの方にデバッグしてもらって、わたしはちょっとだけリバイスされたやつを買う・・・ふふふ、完璧だ。 しかし、一番の問題はそれまで待てるかってことなんだなぁ・・・多分待てないと思う(笑)

  こっちに居ながらにして、日本のニュースで放送されたPS2のデモ画面みました。 ぜんぶで20Mくらいダウンロードしてしまった。 感想はですね・・・やっぱ凄いとしかいえませんね。 R4のオープニングに出て来るお姉ちゃんがリアルタイムで動いていたり、 30人くらいいる観衆のなかでポールと仁が闘っていたり・・・。 SQUAREからはじいさんの顔とFF8のムービーっぽいのがでていましたが、FF8についてはまだやっていないので、何ともいえないです。 バンディクーがペンギンとウニウニしながら歩いていくデモは単純だけど面白かった。 もっと長めの映像をゆっくりとみたかったんだけど、夜のニュースで放送されるカットなんてたかだか30秒くらいですからね。そのうちどこかのサイトでゆっくりとみれることでしょう。ダウンロード100Mとかだったら嫌だな・・・。

  これまで長い時間かけてレンダリングして作ってきた映像がリアルタイムで動いてしまうんだから、まったく凄いですね。 まぁ、画面が奇麗になっただけ、と言ったらそれまでなんですけど、いままでメモリーとか表示部分の制限で限界があったゲームの世界も限界がさらに広がるわけですから、それでできる違いは結構ありますよ。 個人的には KAGERO の罠がたくさん部屋にしかけられるバージョンをテクモに作って欲しいなぁ。



Mar.,02,1999
留学と関係ないけど、PSX2

  留学ネタを期待してきた人、すんません。他人の日記を巡回している人にとっては見飽きたタイトルだとは思いますけど、インパクトがあったもんで、書いちゃいました。PSネタです。こっちの人はなぜかプレステのことをPSXと呼びます。Xがなんとなくカッコ良く写るのでしょう。 なんか、今日は日本の方のWEBは次のプレステのことで、大騒ぎだったようです。

  それもそのはず、発表されたスペックはすさまじいものがありました。ソニーって凄いねぇ・・・の一言です。あと、セガには悪いけど、ドリームキャスト終ったね。 もともとコンセプトがハッキリとしていなかったマシンで、ソニー相手に善戦くらいはするだろうと思っていたんだけど、ここまでの物だされちゃうとねぇ・・・。  日本での発売は今冬を目指しているようなので、露骨な買い控えがおきるでしょう。

  しかし、たかがゲーム機 という一般の認識をころりと変えちゃうくらいの最新の技術をつぎ込んで、機能発表したばかりのPentiumIIIの性能を余裕で凌駕しちゃうくらいのスペックのものをポーンと発表したのですから。本気になったソニーは恐いです。 ちなみに、PS2で使われるチップには東芝の技術も入っていますので、今後は日本企業連合 VS インテルの戦いになるのでしょうか(笑)

  技術的なことについては、素人がとやかくいう筋合いではないのですが、従来のコンセプトをがらりと変えて、斬新な技術でさらに、周囲の予想をはるかに越えたものでしたね。 昔PSを買った時も、この設計のコンセプトにひかれて買ったものです。当時はポリゴン重視のマシンなんて一般的に殆ど知られていなかったですからね。 月間アスキーかなにかで開発者のインタビューを読んで惚れ込んだのを覚えています。

  1〜2年前のことだったかなぁ、SCEの社長が次のプレステの話をしたときに、次世代は現行の100倍以上の性能をもったものじゃなきゃ意味が無い、みたいな発言をどこぞの雑誌でしていたのを目にした記憶がありまして、そのときゃあ、はっきり言って、そりゃ無理ってもんだよと思っていたのですが、なんと有言実行してしまいましたね。 100倍っていうのはポリゴンの描画性能の差をさしていたようで、それを例にとると、PSが理論値 38,000 polygon/sec だったのに対してPS2が  66,000,000 polygon /sec となっているのですから、余裕で100倍いっています。

  更に嬉しいのが従来のPSの機能がワンチップになってPS2にのっかる予定だとか・・・。いわゆる互換があるわけです。 凄いなぁ・・・。更に更に DVD再生機能が付いているので、DVDプレイヤーを買うつもりで買っちゃえばかなりお得。 ああ、なんか眠いから適当な文章かいてますけど、とにかく凄いの一言です。 久々に電子立国日本の復活を感じさせるニュースでしたね。

というわけで、詳しい情報は以下のURLでどーぞ。 あ〜、midtermなのに何やってんだか・・・

http://www.scei.co.jp/dearscei-fr2.html
http://www.zdnet.co.jp/gamespot/


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