Florida Sunshine
留学不定期日記
April-May,1999
March,1999

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May.,19,1999

Star Wars EPISODE I

 ゆっくりと見にいくつもりだったこの映画、しかしうちの奥さんの粋な計らいで公開日、19日に日付が変更になった瞬間にスタートというチケットが手に入れることができたので見に行ってきました。ちなみにこれ、私に対しての誕生日プレゼントの一部でした。ありがとう。

 夜の12時からスタートする映画なんて普通じゃありません。更にその映画をみるために数日前からの前売りが必要だというのも異常なことですね。映画は私がアメリカで映画をみるようになってからタイタニック以来満席状態でした。

 異常なまでの熱気で溢れ帰る館内。Star Warsのオープニングが始まるやいなや拍手喝采・・・ってただのタイトルテロップが流れただけなのに凄いもんです。ストーリーについては日本の公開が控えているので細かくかくのは避けます。

 映像が凄いことになっています。エイリアンの描写がCGです。アクターとCGとの合成の演技が気持ち悪い程自然に描かれています。背景で動き回っているちょっとしたキャラクターもCGで後から合成されているようにみえました。このおかげで必要とされるエキストラの数が相当少なくなったのではないでしょうか。CG技術によって、いままで中に人が入っていたC3POも、スケルトンで中のコード配線の隙間から背景が見えるような映像もできてしまいます。改めて20年以上もの時の流れを感じますね。

 大元のストーリーは、まぁ戦争なのでアレがそれしてこうなる訳なんですが(わからんぞ!)映画の中にテンポ良くアクションシーンが入り込んでいて、映像に圧倒されますね。おかげで中だるみはなかったです。とくにレースのシーンは凄かった。

 あと、キャラクターデザインが独自の世界を創り出していました。ちょっとだけ映画にでてくるキャラクターにも実に細かいこだわりがあるように感じました。メカのデザイン全般にわたって私はすきでしたね。。前作から時間的に昔の話なのに、キャラデザインが進んでいるように見えるのは問題ですが・・・(笑)

 こちらでの映画公開前から近くのスーパーなどでStar Warsセールが行われておりまして、それでついついかってしまったScreen Script(映画の台詞が全部入っている本)があるので、これからそれでも眺めようかと思います。ストーリーの政治的な部分がいまいちよくわからなかったのでこれで少しはスッキリするかな。

 エピソード1を駄作との声もあるようですが、私には駄作というほどの出来の悪い映画ではありません。前作までのStar Warsを見てから映画を見ると時代の流れを感じられて結構良いでしょう。メジャーなキャラクターは大抵でてきますから。私は○○の奥さんが映ったときに映画館で吹き出しました。だって同じ顔をしてんだもんねぇ・・・(プ)

 上映が終わり、ぞろぞろと家路につく人混みの中で、隣にたまたまいたおねぇちゃんがぼそっとつぶやいた言葉がとても印象に残っています。

エピソード9まで完成するのにあと何年かかるのかしら

 ごもっともなことで・・・(笑)


May.,14,1999

おわってスッキリ

 テストが終わってあれよあれよの間に1週間以上が過ぎ去ってしまいました。その間ここも、一度更新を試みたのですが、タイプ途中にハングしてしまい、その回の更新はあきらめました。セーブはこまめにしないとね。

 1週間以上の間、雑用をしていたのと、お子さまを病院とかにつれ回したり、あとはゲームですかね。つい最近になってやっとのことでFF8を手に入れて、日本の人から見たら今更ながらやっています。このゲームの内容については賛否両論のようです。私もどちらかと言えばこのゲームについては評価は悪い方ですかね。

 システム的に冒険しすぎて失敗しています・・・というか、わかりづらい。あと、ストーリーの合間に時間制限ミッションにぶちぶち込まれることが何度かあるのですが、これまた説明がわかりづらい。これでゲームオーバーになって投げ出しそうになること数回。これは日本から送ってもらっていたゲーム雑誌にたまたまFF8の攻略チャートが載っていたので、それに助けられて、なんとか最後の方まできました。時間があったら日本に帰る前に終わらせておきたいのだけれども、どうかなぁ・・・

 先週末からPlayoffが始まりましたね。いやぁ〜いよいよですね。今年はジョーダンが去ったし、ストで試合数がほぼ半分に減らされるし、NBAにはつまらない要素がたくさんあった年ですが、いざ蓋を開けてみるとやっぱり面白い。こびーも先シーズンよりも育ったし、今年の私の注目Jason Williamsもかなり面白いshow basketball をみせてくれます。

 そのJasonがいるKingsですが、今昨年のカンファレンス覇者Jazzとファーストラウンドを戦っています。あっさりJazzが駒を進めると思われていたのですが、ここにきて大番狂わせが起こっています。ホナセックおじさんの調子がいまいちなのが原因かと私は思っています。彼は、顔の方はアレですが(・・・ってドレ?)プレーは時としてストックトンよりも熱いです。

 今の成績は2-1でKingsがリーチです。しかも試合会場はKingsのホーム・・・何かが起こりそうな雰囲気ですね。このチーム、playoffを含めて今期4回もOvertimeを経験しているくらい、力が均衡(Jazzにしてみれば相性が悪い)チームなのです。チームの力的にはやはりJazzの方が安定感があるのですが、何かをやってくれそうな雰囲気がKingsにはあります。面白そうですねぇ。ファーストで一番面白いカードですよこれ。我が家はファンなのですが、どっちが勝っても勝者を応援ですね(笑)


April.,25,1999

Air Show '99

 日曜日のことです、近くのベースでエアショーがあったので行って来ました。毎年あるイベントですが、なぜかいままでいったことが無かったので、少しだけ楽しみにしていたイベントです。

 エアショーの2日間はベースの一部が一般公開されます。勝手に入ったら撃つよという看板もこのときはお構いなしに基地内に入れます。古い飛行機から割と新しい飛行機まで、いろいろと置いてありました。アメリカのショーで良いところは一般人が戦闘機にベタベタとさわりまくれるところです。F117を期待していったのでしたが、それはありませんでした。聞いたところによると昨年は同じステルスでB2が展示されたそうですが・・・

 C5の中に入ってきたのですが、でかかったですね。あんなのが飛ぶんですから凄いもんです。あと、A10のバレットのでかいことでかいこと。本当の大きさは詳しくはしらないけど、手ではかってきたら20〜30センチだったかな大きさは。あんなので撃たれたら大変なことになりますね。

 エアショーというからには当然飛行機のショーがありました。小型機の曲芸や、A10の爆撃の演習みたいな奴。観客のすげー近くを切りもみしながら飛んでいきました。地上の爆撃は実弾ではなくて当然フェイクでしたが・・・。

 あと、第2次世界大戦の歴史みたいなやつもやってましたね。言っていることの半分くらいしかわからなかったのですが、戦争の解釈がやっぱりアメリカよりでした。君たちいっぺん原爆の博物館に行ってから歴史を勉強しなさい!

 パールハーバーから始まった戦争もアメリカのテクノロジーによって戦争は集結したのでした・・・という下りの一文は、まぁ事実なんだろうけど何となく釈然としないものがあったなぁ。この直後、一緒にいたアメリカンにどう思う?と聞かれたんだけど、返答に困ってしまった。

 この日の目玉はなんといってもサンダーバードでした。これが見たかったんだよねぇ〜。ショーの一番最後におこなわれたデモンストレーションですが、オープニングから気合いが入っていました。演奏に合わせてパイロットの入場&紹介、全米でも指折りの12人のパイロットであることが強調されてました。一列に並んだF16の機体の前でのキビキビとした動きがなかなかかっこよかったですね。

 自分も子供だったらきっとパイロットになりたいとか思ったんだろうなぁ・・・

 パイロットは機体に乗り込むと観客に手を振りながら滑走路へ向かって走り出します。思わず手を振る観客、当然私もその一人(いい年して結構ミーハー)。そしてTake Off!

 ・・・が、飛行機が一機だけ飛びません。しばらくして放送が入りました。マイナープロブレムが発生したが、数分で解決して最後の一機が離陸の予定なので、もうしばらく待ってほしいとのこと。実はこのショー自体が雷のせいで40分ばかり延期されていたので、待たされるのはうんざりの状態。

 そして私がそう思った5秒後、今日のデモンストレーションはキャンセルになりました・・・

なんてこったい!マイナープロブレムがたった5秒でメジャーに格上げになったようです・・・っちゅうか何してんねんメカニック!

 失意のため息とともに会場を去る観客にさらに追い打ちをかけるアナウンス。今日は来てくれて本当にありがとう、次回の来場をサンダーバードチームはお待ちしています・・・って、次回ってあんた1年後だろうが。

 日本でのイベントだったら「ふざけんなよ」と悪態つくやつ続出のこの状況でアメリカっていうところは言っても無駄なことは言わないようで、ため息をつく人は居ましたが、キャンセルについて怒って文句を言う人は目に付かなかったですね。帰りの渋滞のことを考えてそそくさと立ち去っているといった感じでした。

 というわけで、結局たいしたものは見ませんでした。この日の収穫はうちの赤ん坊が、一緒に行ったエアフォースで働いているショーンに買ってもらったTシャツでした。


April.,18,1999

返品制度

 さぁさぁ、いよいよファイナルの季節がやって参りました。焦って勉強し始めてももう遅く、こうなったら、言葉は悪いですがもうどうにでもなれ状態の時期です。でも、こつこつやっていた教科については以外に楽だったりします。これは日本でも同じ事。

 今日のタイトルはアメリカの返品制度についてです。これ、かなり前にトピックにしたことがあったのですが、最近はこれが変わりつつあるのでそのあたりのことを説明しますね。

 返品は品物を購入した店のポリシーが違いますけど一様に厳しくなりつつあるようです。例えば開封してあるものについての扱いが品物によって違ったりします。私が知っている中で一番顕著な例はプレステのゲームソフトの扱いでしょうか。

 1年くらい前は私が出入りしていた店については確か返品は可能だったのですが、こっちでCD-Rドライブの普及もあってか、PSソフトを買ってコピーして速攻で返品、僕ちゃんって賢い・・・むふふふふ・・・な奴が増えたかどうかは知りませんが(多分そのせいだと思う)開封したものについては返品不可になりました。店側からすると至極当然の処置ですね。

 プレステのゲームソフトに限って言えば、$5くらい出せばレンタルできちゃうのでその気がある人はコピーとかばんばんできちゃうんだろうけど・・・

 そういえばこのとてつもなく微妙な時期に日本製のゲームを手に入れてしまった。FF8とBloody Roar2・・・。FF8については説明の必要ないと思います。後者は格闘ゲームです。この辺じゃあ遊んでくれる人がいないので、せめてオンラインで何か情報を仕入れようと思ったのですが、発売元以外にほとんどページは見つかりませんでした。凄い作り込んでいるのに・・・なぜ?このソフトいいよマジで。

 やっぱりソフトもこれだけ乱造されているので出来が良いからとういうだけじゃ全く売れない時代になったんですね。開発力あるんだけどなぁ・・・ここの会社・・・ 


April.,18,1999

辛いなぁ

 弱音を吐くことは、自分のいいわけを作ってしまうことなので、決して良いことではないのですが、その場で無理をしてしまうと逆にストレスをため込んでしまうのでそれもまたよくないです。というわけで、今日はちょっとばかし弱音を吐いておきたいと思います。楽しい楽しい留学生活を期待している方は、その辺の別の留学のページへでも移動してください。

 私は留学生ではあるのですが同時に企業から派遣されてもいます。企業側からしてみればまぁ勉強してきてやってな具合に私を送り出したのですが、細かい授業の選択は私に一任されています。しかも時間が3年と中途半端。最初からマスターへ入っていれば期間てきには十分だったものの、工学系のバックグラウンドが無い為に学部生になってできる限りのことを勉強するということになりました。

 この辺、専攻がすでに私のもの(コンピュータサイエンス)と違って機械工学だったのが苦労の始まりなんですけど、それははじめからわかっていました。問題はその時その時に適当なアドバイスをするアドバイザーに振り回されてしまい、時間をかなり損してしまったことにあります。これが相当痛い。

 もともとやりたいこと(企業命令)がちょいとばかり特殊だったので、回り道をすることは覚悟していたけれども、こういったいい加減なアドバイスをする人のお陰で確実に9ヶ月は時間的に損失をしていますね。これは日本側からのアドバイス、フォローするひとの怠慢も入っているんですけど・・・。

 人間ってやっぱりやる気の生き物ですよね。能力がある、無いの問題じゃなくって、どうやれば自分をモチベートしていけるかってことを知っている人が能力を持つようになるってことを痛感しています。

 日本側の要求と、こちらで可能なことのギャップにサンドイッチ状態になっていた自分への不満。再三にわたって状況を説明するが、相談する度に全く違ったアドバイスをするアドバイザー。以前と言っていることが違うと説明すると論旨が矛盾だらけのその場限りのいいわけ。そして人の話を最後まで聞かない Dean。

 私は自分の意志とは反対のベクトルにばかり力が発生してしまうと、どうも本来の力以下のものしか出せないようです。更には過去の自分の実績がすべてゴミのような扱いを受けたりすると、もうその分野に取り組む為のモチベーションは低下してしまいます。そして、そのネガティブな要素を積み重ねる度にそれを乗り越える為に必要なエネルギー(多分精神論者はこのことを根性といっているのでしょう)のキャパシティーがどんどん少なくなっていくのを感じます。この悪循環、一度転がりだしたらなかなか止まらないんです。こんな状態で根性を出せと言われても、どうしようも無いですね。

 相変わらず、授業のレジスターの時にトラブっている私ですが、今回のはとてもひどかった・・・というか、いままでたまっていた鬱憤が一度に吹き出してしまったような感じです。特に、限られた時間の中で苦心して道を探し続けた私に軽々しく、なぜコンピュータサイエンスをやらないのかなどと抜かしやがったディーンの野郎がゆるせん。正直いって会社に内緒で授業とってしまおうかというくらいそっちのほうは勉強したいんです。

 あげくの果てには私の成績業をろくに見もしないで miss choice だと言ってのけた。これにはマジでぶん殴ってやろうかと思った。でも、こういうやつに限って、ヒステリックなアメリカ女の言うことには弱かったりするんだなぁ。

 もうプライドもモチベーションもガタガタ。でも、このまま本当にだめになってしまっては奴の思うがままなので、なんとしてでも今セメはまともな成績で乗り切ってやる・・・って、やる気でてるやん、(笑) いいぞ


April.,14,1999

引っ越し

 昨日の日記にかいた家族の引っ越しを手伝ってました。うちとの付き合いは奥さんがベビーシッターを頼まれてからよく遊びに行くようになったのが始まりで、今までいろいろと面倒を見てもらいました。具体的に何かをやってもらった事はなかったのですが、相談にのってもらったことは結構ありました。今までのアメリカ生活の精神的な支えであったことは間違いないです。

 フロリダからポートランドまで3000マイル以上あるんだよね。それを車で移動してしまうのだから、アメリカの引っ越しは凄いもんです。みんな平気で日本の本州ほどの距離をドライブしてしまいますからね。これはこっちのハイウェイが整備されているってことがあげられるんだけどね。

 今日は重い荷物を大量に運んだのでかなりつかれました。引っ越しの時にいらない家具をもらったのですが、我が家はこれまで去った方々からいただいた家具で部屋が溢れかえりそうな状態です。これらの家具も私らがここを去るときに周りの留学生に引き取ってもらうので。我が家の周辺の留学生がかなり潤うことでしょう。

 新しい家具なんてきちゃったもんだから、ついでに模様替えなんてやっちゃったりして、さらに疲れてフラフラしてます。あぁ〜、こんなことやっている場合じゃないのに・・・さっさと寝て明日は朝から学校へ行こう。それにしても人が去って残されるほうは寂しいものだねぇ


 

April.,13,1999

MSの奴隷

 週末に出席した、パーティーでのこと。それは昔、世話になった語学学校のアドバイザーがフロリダからポートランドまで引っ越しするということで開いたさよならパーティーでした。家族ぐるみで付き合いのあった唯一のアメリカ人ファミリーだっただけに、うちの奥さんはとても寂しがってました。

 そのパーティーの席でのこと、話がISPについて及んだときに、私がつい最近msnにispを変更したということを話したところ、出席者のほぼ全員からブーイングを浴びました(笑)。更には「おまえはマイクロソフトの奴隷だ」とまで言われてしまいました。アメリカ人の間でも相当嫌われているようですねMSは・・・。

 私は仕方なくMSのIEを使っていることを皆に説明。MSNを使う場合、ネットスケープからではカスタマーサービスのページが見られない事を告げると皆とても驚いていました。実際わたしも驚きましたよ。やるな、マイクロソフトとかおもっちゃいましたもん。でもやっぱりブラウザはネットスケープの方が上ですね。メーラーとしてはoutlookが複数のアカウントからのpopをサポートしているのでその機能についてだけはoutlookの方が上ですけど、bookmark関連、普段の使い勝手は断然ネットスケープですね。

 パーティーがパーティーだけに語学学校の先生が集まってきまして、あーでもない、こーでもないといろいろとおもしろい話が聞けました。アメリカでは他人の悪口(陰口)を言うのはタブーだとは思っていたのですが、みんな言う言う(笑)笑い転げながら聞いていました。特に自分がその人達のことを知っていたものでとくに笑えました。楽しかったなぁ。

 引っ越しの時にいらないものを形で出席者にあげる抽選会みたいなものがあったのですが、うちの子供が見事にPlayboyのビデオを2本当てました。でかしたぞ息子よ。そのビデオはお父さんが君が18になるまでたまに見ながら大切に保管しておいてあげよう(笑)


April.,08,1999

達人

 友達から借りたビデオに入っていた日本のテレビです。今から一年以上前に放送された、その道のすごい人が沢山でてくる番組、達人なんたらかんたら(タイトル忘れる)っつうスペシャルものの番組でした。次々と何か技をもつ達人が紹介され、番組側が提示する様々な試練をいとも簡単にクリアしてしまう(しかも一発で)あたりがなんとも胡散臭くて、微妙なバランスをかもしだしていました。

 ケーキ屋のリンゴスライスの達人。リンゴを驚異的なスピードでスライスしていく。これは凄い。しかも均等な厚さに切り分けている。まさに職人芸。2ミリの厚さにきるのがアップルパイを作る上で最適な厚さだとか。

 「じゃあリンゴを30カットにします」達人はそう語ると軽快にリンゴを切り始めた。

(ナレーション)「本当にそんな事ができるかどうか、みなさんも一緒に数えてみましょう、1、2、3・・・・30、あ本当だ」

 ちょっと待て。細かいつっこみで悪いんだけど、リンゴを30枚にスライスするためには包丁を29回いれなくてはならない。30回切ったらスライスの枚数は31枚になる。なんかおかしくないっすか?そういえば達人は30カットと言ったっけ。

 そもそもケーキ業界のカットの意味は、切った回数を意味するのだろうか?それじゃあ、リンゴの2つ切りはワンカットというのだろうか? n枚のスライスが必要な場合はいちいち1を引いてn−1カットというのだろうか?ややこしい。こんなややこしいことをしている訳がない。だとしたらやっぱり二つ切りの切りの部分を安直にカットと訳して使っていると予想できる。となるとやっぱり包丁の回数は29回にするべきである。う〜む、どっちだ?

 鼻で2本の縦笛を吹く女の人・・・目が怖くて思わず早送りしてしまいました。

 ぱちすろの達人。凄い動体視力でした。

 金魚すくい3姉妹。3人で登場して1回の挑戦で夜店の金魚すくいの水槽を空にしていきました。鬼です。これには3人とも金魚屋の娘という落ちがつきます。

 あと群を抜いておもしろかったのが腕相撲の達人。タイトルの98年無敗の男が物語るように98歳の爺さんであった・・・元気だねぇ、この人。日本腕相撲協会の会長だそうです。まずは27歳のアナウンサーが挑戦。あっさり会長が勝つ。まじぃ?・・・というかこのあたりで嘘臭い雰囲気が良いです。

 次に日本の腕相撲屈指(らしい)の門下生が会長と手合わせをする。次々と門下生をなぎ倒す会長・・・って、門下生のリアクションが大げさです。 アナウンサーが負けたのは本当かもしれないけど、門下生、わざわざ負けたときにそんなに「あ゛〜!」とか叫びながら勢いよくひっくり返らなくてもいいだろう。会長が門下生に負けるところはさまにならないのはわかるけど、そこまでして会長のカリスマ性を保とうとするあたり、どっかの宗教団体みたいでちょっと気持ち悪い。確かに昔は相当強かったんだろうけどね。

 この爺さん調子に乗って並の格闘技なんて相手にならない発言をしてします。それでまた、テレビ局がなぁんも考えないで30歳のマッチョなプロレスラーにそのビデオを見せて会長に挑戦するために道場に連れてくるというおもしろい展開。道場にアナウンサーと乗り込むプロレスラー。ここでナレーション。「なにやら道場の雰囲気が違う。何かあったのか?」

 ここで門下生がのこのこと近寄ってきて「会長は風邪を引いてセキが止まらないそうなので、今日はきていません。」・・・わぁはっはっは!、バックれやがったな爺!予想通りの展開になってきました。これからは目が離せません。

 せっかくきたプロレスラー、当然このまま帰る訳には行かないので門下生と戦う成り行きが簡単によそうされます。そして門下生側がプロレスラーを倒し、 プロレスラー<門下生<会長 という強さの不等式を強引に成り立たせようと言う戦略なのでしょうか。おもしろくなってきました。私は当然、プロレスラー側を応援(笑)

 試合に先立ちルールの説明をプロレスラーに一通りしていたその時・・・なぜか会長がノコノコと現れてきてしまいました。ここで予期せぬハプニング・・・門下生がいったかどうか知らないけど、「会長、どうか今日は休んでいて下さい」という言葉を忘れてしまったのでしょうか?年寄りの物忘れのお陰でさらにおもしろい展開になってきました。咳き一つしないで自分の椅子に腰掛ける会長。しかし、ナレーターが言うには風邪を引いて熱があるらしい・・・オイ、熱なんて一言もいってなかたぞ。さらに、ナレーション顔色もこころなしか悪いらしい。・・・あのぉ〜、前日の画像と変わらないんですけど・・・。

 このあたり編集作業で矛盾をつかれないように苦心した跡がみられます。確かに熱は外から見えませんからね。でも、門下生がせきと言ってしまったのは決定的だったようです。熱とは誰も言っていないのにもかかわらず、セキがこれ以降熱と入れ替わってしまいます。

 でてきてしまったからにはプロレスラーの挑戦を受ける会長・・・っていうか、単に負けず嫌いだとしてもこの勝負をやろうと思うだけでも凄いと思うよ。

 プロレスラーとがっちりと組む会長。持ちこたえてます。これ、持ちこたえられるだけでも凄いです。肘の位置が妙に変わったり、浮いたりするのは目の錯覚でしょう(笑)なにやら独自のルールがあるらしく、手を乗せているプレート上を動き回る会長。会長が肘の位置を動かすたびにうめき声を上げるレスラー。肘と手首を決められているようです。テクニックで力を翻弄しています。なんか互角っぽくて凄いです。やっぱりただの爺じゃなかったみたいです。

 しかし、ここで門下生がよけいな一言を言います。「これで98歳ですよ。

 これ試合中に言うところがミソ。本当にその台詞を言いたいのであれば別に勝った後でもかまわないはず。むしろ勝つと信じているのなら勝った後に言った方が言葉に重みがあるというもの。試合中でそれを口にするということは、そいつは会長が負けると思っているのでは?と勘ぐってしまう。門下生その1よ、おまえは会長の実力を疑っているな?・・・っつうか、ホントはあんたが会長より強いんでしょ?(笑)

 ここでナレーターが追い打ちをかける「さらに会長は風邪を引いて熱がある」 セキが止まらないっていうのを付け忘れているぞ。さっきから全然していないけど・・・あ、なんだ治ったのか(笑) 

 私はナレーションのお陰で、残念ながら会長が負けるのは簡単に予想がついてしまいました。結局は持ちこたえながらもやっぱりスタミナの違いで負けてしまった会長。なにやら決まりの悪そうなため息を一つついて勝負は終わりました。

 都合の悪いことはそのままふれずに流してしまうという、せこい番組の演出のお陰で98年無敗の男に初めて黒星をつけた歴史的な(はずの)レスラーのコメントは一切なし、直後に「会長はこんなこともできるんです」と、何故か会長の手品のシーンが放送されます。服がさっきと同じところをみると試合の後のことでしょうか。風邪で熱があってセキがとまらなくても、咳き一つしないで手品をうれしそうに披露する会長・・・。

 この、すごいんだかやらせなんだかよくわからない微妙な演出が私は大好きでした。ともかく大笑いさせていただきました。ありがとうフジテレビ。


April.,07,1999

ISP(プロバイダ)

 プロバイダをsprynetからmsnに変更したんだけど、変更してからいきなりジャンクメールが 増えてきたような気がしてます。ここのアカウントはいままでどこのフォルムにも書き込んでいないし、メールのアカウントを要求されるようなところへの書き込みはすべて別途に用意したフリーのアカウントを入力するようにしています。

 正式にプロバイダを変更してから1ヶ月ほどしか経過していないのにも関わらず日に5〜6通のジャンクメールが届くところをみると原因はただ一つ。マイクロソフトが私のアカウントを業者に売っているとしか考えられない・・・。やるなゲイツ。

 前のプロバイダは最初AOLに買収されたあと、mindspringに買収されて今に至ります。買収されるたびにサービスの質が下がったので見切りをつけてさっさとプロバイダを変えたというのがこれまでの経過。買収を繰り返すとそれまでの業務内容や組織編成の変更など管理体制にいろいろなゆがみがでてくるもんです。その証拠にこのページのカウンターは未だに古いプロバイダのリソースだったりします(笑) 私のアカウントを消し去ることはできても、私のアカウントで使っているカウンタサービスの内容を消すことを忘れているようです。せっかくなので、使えるところまでこれで行ってやろうかと思ってます。いったいいつまで使えるのでしょうかね。

 話は変わるけどもう4月だねぇ・・・あと1ヶ月ほどでファイナルがやってきます。それが終わったらバタバタしながら日本へ一時帰国してそれでもって、日本で親戚回って会社へでて3週間あまりの滞在でしっかりと風邪を引いてこっちへ戻ってくるのは7月くらいになりそうですね。

 そういえば前回日本へ帰ったとき、(1年半くらい前)日本のサラリーマンの顔色が土色に見えてびっくりしたっけ・・・やっぱり今回もそういう風に見えるんだろうなぁ。ということは、彼らからみたら私の顔の血色が妙によく見えるってことなんだろうな逆に。


April.,05,1999
学問と現実

 お堅いタイトルです。さてさて、よく勉強していて「こんなの勉強してもねぇ〜」とか思うことってないですか? 私なんてしょっちゅうなんですけど、これはよくないですよねぇ。 一反こんなことが頭に浮かぶととたんに記憶力とモチベーションが低下してしまいます。

 学問ってやつは基本的に世の中の現実にはあまり沿っていないものでして、それでいながらしっかりとした基礎になっている場合が多いです。これが見え始める前に全体を評価してしまうとその方面で発展する可能性は失われてしまいます。

 「○○でやった勉強はまったく役に立たなかった」とかいう言葉をたまに耳にしますが、これは私からいわせると、勉強のレベルを使えるところまで昇華できなかったその人が自分の能力のなさを吹いて回っているように思えてなりません。確かに使えない教育内容というものは存在するでしょうが、その手の言葉を簡単に口にだす人間というのは得てして自分に向けたいいわけを探して、やってきたことを正当化したい心理が働きやすい傾向にあります。だから、その手の台詞を誇らしげに口にする人はそんなレベルの人だと思っていいです。(ああ、いいんだろうか断言してしまった)

 理系の人間として経験を踏まえていいますが、学んだことが定着するレベルっていうのがあって、はじめは基本的な法則を理解している(ような気になっているのも含む)段階。そして次は例題レベルの問題が理解できるレベル。そして数式と法則が噛み合って頭の中に入っているレベル。という風に私の中では分かれています

 学校でその場限りの試験をなんとかしようとすると第2段階の例題が理解できるレベルで十分だったりします。決してAはとれませんが、落第もないでしょう。でも、このレベルで勉強をやめてしまうと応用力になって頭には残らないものです。定着するまでには最終段階まで持っていく必要があります。更には第2段階でストップしていると、時間の経過とともに第1段階にまで落  ちていき、さらにはそれも怪しくなります。

 でも、最後の段階まで到達していると、基本的な数式から法則性が導けたり、式の組み合わせで複雑な形態の公式をデライブできたりします。第2段階と最終段階というのは大きな違いがあるのです。方や限りなく0のい近づくもので、方や最悪での骨組みは残っていつでも再生可能な状態なのですから。

 ただ、この定着するレベルまで勉強するっていうのは結構しんどいものがあります。特に最近、そう思うことが多いのですが、これが年ってやつなのかなぁ・・・と思うようになりました。結構頭が固くなってきています。 具体的にいうと、常に最終段階を目指してはいるのですが気がつくと2のあたりでうろうろしていて、ちょっと時間がたつと第1段階にずり落ちているんです。で、この繰り返しで最後に到達するまでにかなりの根気が必要になってきたように感じます。そしてまたそれが辛いんだ。

 まずいなぁ・・・それでも過去の貯金を元に、新しい知識を何とか頭の中に引っかけていってはいるのですが、それが全く未知の分野だったりするとゼロからのスタートになるわけで、そうなると概要が分かるまでの手間も昔に比べてだんだんとかかるようになってきています。

 昔の自分を知っているだけにつらいことも多いですね。私と似たような年齢の人はたぶん同じことを考えているんだろうなぁ・・・年とってから新しいことに挑戦する人ってすごいと思うよ。あ、じじくさいですか?


April.,02,1999
週末です

  とくにこれといった変化はなかった週でした。これから週末なのですが、多分ずっと図書館にいくことと思います。あとできれば家庭サービス。いい父親だなぁ(笑)

  私のプライベートはこれといって変わりはないのですが、おもしろいニュースがいろいろと流れていますね。アメリカ兵がユーゴで捕虜になったニュースが今日のFlorida Today の一面でした。でかでかとした写真付きで記事が掲載されているのですが、3人ともどうみても、ユーゴの兵士にボッコボコに殴られて腫れ上がった顔をしていましたね。とくに一人はひどかった。 あれは殴りすぎでしょ・・・ 戦争なんだから仕方ないことなのでしょうか。 あんな顔を報道されて拷問はしていないとか言われても信用できないですよね。

  あと、日本でやっと情報が出回り始めたマクロ型バイルスのメリッサちゃんの作者が捕まったようです。メリッサという名前の由来はなんでもフロリダのダンサーから取ってつけたのだそうで・・・会ってみたいなぁ・・・(妄想中)  やっぱりマイアミのほうかなぁ。フロリダってダンサーが多いのかねぇ

  ゲームネタです。 金曜の新聞と一緒についてくる週末の地域情報誌 TGIF に載っていた記事なのですが、Konami hits second home run of the year with 'Silent Hill' とありました。 前回のHit はメタルギアだったのですが、あれはあれでしっかりと作られていましてビジュアル的にもひとつ飛びぬけていたのでアメリカで受けたのにも納得がいきます。陳腐なラブストーリーに突入したときはどうしてくれようかと思いましたが・・・

  で、今回まったくノーマークだったサイレンヒルですが、これもまたよかったですねぇ。 バイオハザードと同じホラー系ですが、バイオにはなかった怖さがあります。あと、ハンマーなんかが武器として使えてはいずりよってくるゾンビをグシャっと(笑) この辺も受けるところですね。

  最近、よくいるアメリカ人と同様にこの手のシチュエーションで笑うようになってしまいました。変なところがアメリカナイズされてきているようで怖いです。

  ゲームをやっててちょっと思ったのですが、ゲーム全般で使われているムービーの映像のタッチがバイオのそれととても良く似ているのです。もしかしておんなじ外注を使ったのでしょうか(笑)

  一時期、ときめも株式会社とまでいわれたコナミですが、ここへ来て息をふきかえしていますね。


March,1999