Florida Sunshine
留学不定期日記
December,1998
  
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Dec.,30,98
長距離電話

  昨年あたりからアメリカではlong Distance call の料金が急激に下がってきている。それもこれもすべて市場競争のおかげなのです。日本のNTT独占市場とはちがいますねぇ・・・やっぱり市場は競争してもらわないと消費者が恩恵をうけれませんね。NTTしかり、Microsoftだってそうだもんね。1企業が市場を独占して、ユーザーに良いことはなぁんもありませんなホンと。

  日本までの通話料は大体1分30¢っていうのが最近の料金ですね。中には20¢代に突入している会社もあるみたいですけどね。 去年は40¢を切るくらいで安いっていう感じだったので、結構やすくなっていると思います。

  で、競争が激しくなるのはけっこうなんですけど、勧誘の電話が多くてホンと困ります。ユーザーの情報は全て電話会社に筒抜けでして、長距離の電話会社を乗り換えるとすぐさまその情報がいろいろな会社に回って、「なんで会社を乗り換えたんだ!うちはこんなに安いプランがあるんだぞぉ」というコールが1週間以内にかかってきます。

  最近の企業の戦略としてはいきなり$100のチェックを送って来るっていうのもあります。$100分はただで通話していいよってことなんだけど、チェック送って来るのにはビックリだね。これAT&Tの話ね。

  いろいろとお得なオファーがくるのは良いのですが、ある時期になると、毎週のように長距離通話のアドバタイズメントがくるのにはうんざりです。ある時期っていうのは大体3ヶ月おきくらいかな。 通話料金きいてから速効できってますけど。

  電話して来るオペレーターもいいかげんな奴が結構います。彼らの仕事は他社のユーザーをどれだけ自社に乗り換えさせるかってことなので、通話で相手にYESと言わせたらそれでおしまい。そのその後は無責任アメリカ人モードへ突入します。

  これはちょと前の話なのですが、長距離電話の会社を乗り換えた時のこと。その時の料金は日本まで 40¢/分くらいだったと思う。 決してその当時の最低料金ではなかったけれど、まぁそこそこ安いのと時間に制限が着かないってことで決めちゃいました。

  そしてしばらくして、いきなり200ドルくらいの請求。国際電話はそんなにかけていないはずなのに・・・と思って請求書をよくみてみると、1分あたり69¢、時間帯によっては1分1ドルくらいとられていました。オイオイと思って調べてみると、オペレーターが私のデータを入力していなかったため、古い通常の料金体系になっていたようです。

  結局、文句をいって超過分はかえってきたんですけど・・・ やっぱりねって感じです。別段アメリカじゃあ珍しくないことです。請求書みたときからまぁそんなことだろうとは思っていたんだけど。長距離電話の会社を乗り換える時は気をつけたほうがよいですね。BILLはこまめにチェックですな・・・



Dec.,29,98
Discrimination

  「差別」って意味なんだけど、人種差別ってやつはアメリカに存在します。

  ネット上でアメリカ南部に住んでいる日本人留学生がアメリカ南部では差別が酷いので来ない方良いと断言しているのを見かけました。 その南部の中に私の住んでいるフロリダもはいっていたので少し悲しくなりました。 自分の周り事例をあたかもすべての事のように言うこと自体、変ですね。差別自体の存在は肯定しますが、それで? っていうのが私の考えです。要は差別されたことに対してどう自分がリアクションするかが重要ってこと。

  更に差別についてもう少し。 差別はアメリカに確実に存在します。これはゼロではないという意味です。多分全世界っていっても良いと思うけど差別が明確に現れているかどうかの違いだけであって少なくとも差別意識は日本にも確実に存在します。日本人がフィリピン人に対して、イラン人に対して一般的に抱いているネガティブな捕らえ方はやはり差別意識そのものであり、それが行動となって表にでたとき、差別として顕在化するわけです。

  だから差別自体はなくすることはできなくて、やっぱり本人がどう行動するかってことが大切。幸い差別がいけないことっていうのは誰でも知っていることで、それに訴えてそれを本人が主張すれば良いのです。手段はいくらでもあるはずです。もしかしたら本当にKKKの巣窟のような町に住んでいる人がいるかもしれませんが、そういった場合はやっぱり引越した方がいいだろうねぇ。身の安全のために

  自分が取れる行動をしないで影でグチグチいっているのはお門違いっていうか、誰かに「そうかそうかそれは大変なんだね」って言って慰めて欲しいんでしょうね。 きつい言い方ですが、それ以外に愚痴を言うメリットはないですね。そもそも問題はなに一つ(自分の内面的な部分ですら)解決しないのですから。本人がそれを自覚していて、自分の精神衛生の為に不平を言っているってことも考えられなくはないですけど。

  まぁ、人種差別を気にする人は留学してから日が浅いのかもしれません・・・・っていうか、浅いからこんな風に思うんでしょうね。  だって、こっちである程度の期間生活していたら、日常の差別なんかよりまともに働いてくれないへなちょこアメリカ人の方がよっぽど問題ですからね。



Dec.,27,98
Celebrity Deathmatch

   これ、MTVでやっているアニメの一種なんだけど、しかしなんでまたMTVってこういうの作るの上手いかねぇ・・・。 子どもむけじゃないけれど面白いです。日本にもMTVあるらしいですね。だから知っている人も多いのかもしれませんが、私はつい最近しりました。  2、3日前になんとなくテレビを見てたら、その総集編を6時間くらいぶっ続けてやっていたので、ビデオで録画して見てしまいました。まだ全部はみていないんだけど。

  この番組、文字どおり有名人の殺し合いです。さっきアニメの一種といったのは、絵ではなくて粘土でできた人形をコマ撮りして作っているからなんですね。これもまた凄い手間がかかっているんだろうね。この人形を使うってところがミソでして、腕や首がポーンと切り落とされたり、頭がハンマーでつぶされたりといったシーンが随所にでてきて野蛮でグロいのですが、それをこれはタダの人形ですと言い切って放送してしまうMTVは凄いです。

  番組の作り方もプロレス番組のような作り方で、アナウンサー、観客、ゲストありと、とても凝っています。番組自体は30分で前座のマッチが2つか1つあってからのメインという構成。その時その時の企画によって似た者同士がマッチングされます。

  例えば MIB vs X−files 、ジャッキーチェン vs ジャンクロードバンダム てな感じ。おかしかったのが、ヒラリークリントン vs モニカルインスキーの因縁の対決(笑)。 そういえば、ビルゲイツが出てきたこともありまして、その時はゲイツ君、自分でつくった機械で相手を倒したのですが機械が暴走して自分もやられてしまうという なんとも風刺的なストーリーになっていました。 毎回どちらかが死んで終わるのですが両者死亡で終了となるケースも多いです。

  ちょっと調べたところ、https://members.tripod.com/~CDM98/ にweb pageがあってRealplayer を通して試合を見れるようです。 こっちの有名人をしらないと結構辛いかもしれないけど面白いです。



Dec.,22,98
パーティー

  クリスマスパーティーの時期です。テストのグレードも出そろい、首の皮一枚のところで何とか、still in one piece の状態で何とか年を越せそうな気がします。

  先週末、近くの日本食レストランのオーナー宅で開かれたパーティーに呼ばれまして、寿司が食える!ってことで尻尾をフリフリ出かけて参りました。

  このあたりの家はアパート以外は大抵平屋なんで、日本人の目にはパッと見、貧弱にみえるのですが中に入るとゆったりしていて贅沢な作りの物が多くあります。そのオーナーさんの家も丁度そんな感じでした。しかし家の裏手に川なんて流れていて、ボートやクルーザーなんかが係留できるようになっています。う〜ん、リッチ。

  そこの家にはなかったんだけど、周囲の家もボート、クルーザーを持っているなんてざらです。 日本であれくらいの家を持てたらいいなぁ・・・無理だけど。

  望み通りの寿司にありつき、子どもを連れて挨拶したり、その辺の人と話ししてたりしました。 パーティーには新しい出会いっていうのが付き物でこの日も何人か新たに知り合えました。

  ちょいときつめの日本人おばさん。見た目通り、発言も大変はきはきしているというか・・・まぁそのまんまでした(笑)旦那さんの仕事の関係でアメリカに来ているようです。特に「東大なんて出ても何にもならないけどハーバードを出れば世界に通用するのよ」発言は私に強烈なインパクトを与えました。 どうやら息子さんをそこに入れたいらしいです。 で、あなたはそこでたんかい? とは恐くて聞けませんでしたが・・・人に学歴とか聞くのって結構勇気いりますよね。

  ちょっと書き方がアレですけど私はこういう話の大きな人って結構好きなんですよね。本人が実際にその偉大な目標を達成したかどうかに関わらず(大抵口先だけのことが多いですけど)、何か自分のたるんだ部分に刺激をもらえるからです。

  自由経済の中ではシステム上、競争するようになっているのでそれから逃れることはできないようになっています。俗に言う一流志向に人っていうのはその競争下においての優位な地位を勝ち取るべくして力を使うまたは使おうとしている人なわけで、そういった人たちはやはりその競争に立ち向かうべくしてモチベートされた人でしょうから、そのはじめの動機からすでに一歩抜きんでているわけです。 年収だとか社会的な地位がどうとか、学歴がどうとかでその人の幸せが決定されるわけじゃないんだけど・・・。能書きたれるのはこれでお終い。

  あとこの手の人は、自分の優位性を誇張する為に他人のステータスを貶すような発言が多い傾向がありますが、こちらが話を聞く姿勢で接していると、案外いい人だったりします。

  あともう一人、同じ学校に通っていたけど今まで知り合えなかった日本人とも知り合いになりました。彼は1年半ばかし休学して日本へ帰り、その間仕事をして学費を稼いでそれでまた98年の秋から戻ってきたという人です。凄いです根性入ってます。自分はそれができなかったから・・・というかそれをやらないで(つまりできるだけ楽をして)留学する方法を探した結果今の状態になっているので、彼の姿勢には頭が下がりますね。ともあれ、明確な目標のある人はやっぱり強いです。



Dec.,16,98
finished

  終わった終わった、やっとファイナルが・・・
ファイナルのちょいと前に、先日宇宙へ行った最長老の議員さんのパレードがありました。私の住んでいる地区のまわりだけでも3〜4個所やったみたいです。 なんでも向井さんもいたとか。

で、その中の一つが私の住んでいる家の前の通りを通るので(私の家の前は通らなかった) 見に行こうかともおもったんだけど、ファイナルでそれどころでなかったので、私はいかなかったんですけど、買い物の帰りにたまたまにぎわっているのをみましたね。 ちょうどパレードが始まったところだったのかな?あとから考えたらちょっぴり惜しいことをしたかな。

  最近、フロリダもようやく寒くなってきて、日差しは暖かいものの風が冷たくなってきました。それでもTシャツじゃあちょっと厳しくて、長袖一枚あれば何とかなるくらいの寒さです。日本で行ったら10月中旬くらいかなぁ。

もうすぐクリスマスですね。日本じゃカップルが何万かするアクセサリなんかプレゼントしあってその夜全国のホテルが満室になるイベントですが、こちらはむしろその前がにぎわいます。クリスマス前の週末はどこのショッピングモールでも人人人人人の波です。  これは、モール側がTAX FREEにしているってことも関係あるのですけど。

  こちらではハロウィーンが終わったあたりから年末商戦が始まります。サンクスギビング、クリスマスとなだれ込むようにイベントイベントセールセールと購買意欲をかきたてるために、店側もいろいろと頑張っているみたいです。 さすがのアメリカ人もこの時期だけは財布の紐が緩みっぱなし。 プレゼントのまとめ買いの量の凄いこと。

 実際に物がやすくなるので、この時期にあわせて普段高めのを買うのが賢いのかも。



Dec.,03,98
Shuttle あがらなかった

  いきおいよく出たのはいいが、今回も例によってパーミッション無し。そうしたら、前までは通過できたはずのゲートで追い返されました。 なんてこったい。 やっぱり前回の打ち上げの時に混乱したのが原因かな?

  途中の橋の両脇にびっしりと車が並んでいたのはこういうわけだったのか・・・と、悟ってさっそく10分ほど来た道を引き返す。

  距離的にはやっぱりベースの中のポイントよりも遠いけど、なんとかシャトルのある場所が分かるし、ちょっと望遠のついたカメラでは、ライトで白いシャトルが照らし出されていました。きれいだねぇ、遠くから見ると。

  シャトルの表面はタイルばりになっていまして、近寄ってみると通しで番号とか、チェックした後の書き込みみたいなものが落書のようにかかれているので、意外にこ汚いもんです。

  本来ならスピーカーとかが設置してあってシャトルとコントロールセンターとの通信が全部流れるようになっているところへ入るはずだったのが、期待外れだったもので、その手の情報を得ることができませんでした。ラジオをもってくれば良かった。失敗。

  橋沿いにびっしり並んだ人込み。 夜中の4時、みんな明日仕事どうするのかなぁ・・・などと考えていた私ですが、やっぱりそれだけのイベントです。 いいもんですよ。夜のシャトルは・・・

  と、いいたいところでしたが、なんと打ち上げが延期されたようです。ラジオをもっている人たちはぞろぞろと帰りはじめました。 ガーン。 天気の都合で延期になったと思ったらメカニカルなトラブルだそうで・・・。ちなみにこれは帰り際に立ち寄ったコンビニの姉ちゃんと、周辺の客と話をしていて、あとから分かったことなんですけど。

  頼むよメカニック。 打ち上げは24時間くらい延期されたようだけど、その日は行けませんね。宿題とかいろいろあるし、何せ風気味なもので・・・っていうか、この日もかなり無理したからね。



Dec.,02,98
Shuttle launch

 今日の深夜にスペースシャトルがうちあげられます。日本では前回のラウンチの時に向井さんが宇宙へ行くってことで相当もりあがったようですけど、私にしてみたら今回のラウンチのほうが意味が大きいです。なぜかというと、私にとって2年ぶりの夜のラウンチだからなんですね。

  夜のラウンチは相当きれいです。まえに一度だけみたことがあるのですが、凄かったです。真っ暗なあたりがシャトルのロケットの光だけで日没前の明るさになります。フロリダへ来る機会があったらディズニーワールドめぐりもいいけれども、シャトルのラウンチをみるのもお勧めです。エンターテイメントじゃなく、本物のテクノロジーが宇宙へ飛んでいくところを目の当たりにできるのですから。

  昼間のニュースじゃ天気の関係で40%くらいしかチャンスはないだろうと言われていましたが、夜になって天気がよくなってきたらしくて、その可能性が70%まであがりました。ほぼ時間通りに打ち上げられることでしょう。 でも夜中の4時なんですよ。打ち上げ。あした学校あるんだけど・・・頼むから2時間とか延期しないでくれよ。

  今回のミッションは5年の計画である international space stationのアメリカ初の物資の輸送のようです。すでにロシアが物資を打ち上げていますが、それにランデブーするために時間の調整が難しいようです。というわけで、NASAはなんとしても延期は避けたいところでしょうから、きっと打ち上げてくれることでしょう。

  一般人が見れる一番ちかいところはラウンチパッドから6マイルはなれたところで、今回もそこへ行ってみようかと思います。本当はパーミッションチケットが必要らしいけど、前回も使わなかったのでチケットなしでも多分入れることでしょう。

  さぁ、ビデオの充電も完了したし、いっちょ行ってきますか。


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