Florida Sunshine
留学不定期日記
Octorber,1998
  
ここをクリック
このページに関する意見、感想などがありましたら       
気軽にメールをayone@sprynet.com まで下さい
  
ここをクリック
September,1998
 最新の日記
 November,1998

に参加しています。日記が面白かったら、

を押してください。 初めは投票登録が必要で、ちょいと面倒ですが、
お暇がありましたら宜しくお願いします。

GO TO TOP PAGE


Oct.,28,98
雑感

  なんと、もうすぐ10月が終わりではないか。 ずいぶんと更新をサボったものだ。 10月半ばからテストラッシュで、どうも時間が足りない状態。 テストのアナウンスは1週間くらいまえからしてくれるのだが、 通常のホームワークの量にさらにテスト勉強が上乗せさせられる。

  テストのラッシュ突入時、ちょっと余裕かましてサボりぎみだった私はかなり焦って勉強したのだが、やはり一日の時間は有限であり、必要最低限のことをやって、さらにテスト用の勉強となるとどうあがいても時間が足りない。 というわけで、他の教科からちょっとずつ時間を削ってテスト用の勉強にあてることになる。

  そんなこんなで、一つのテストが終わると、絶妙なタイミングで勉強時間を削った科目のテストがアナウンスされる。 テストがアナウンスされてからも授業のペースは変わらない。 そろそろくるだろうなとは予想していても、結構辛い。 しょうがなく、その科目に重点を置いてやっていると、さらにその2日後くらいに別の時間を削った科目のテストが飛び込んで来る。

  どうすりゃいいんだぁ〜 と泣き言を言いながらやっぱり勉強する。

  10月はこんな調子で過ごしていました。 事前に準備万端でいればこれほど騒ぎまわることはなかったのだろうけど、やっぱりそうそう物事は計画的には進みません。 っちゅうわけで優先順位が一番低いこの日記の更新をさぼってました。 すいません。 昨日あたりに、日記猿人のなかでも、ニートな作りと豊富な情報量で定評のあるLos Angeles 留学日記 というWEBページの管理者のかたからリンクの要請メールをわざわざいただきまして、リンクしてもらったようです。

  おかげでまったく更新していないのにも関わらず、結構な人たちがこのページをみたようですけど、あいにく更新をサボっていました。すいません。

  2〜3日前にWEB関連の記事でISP解約者が増加しているといったニュースを見ました。 内容は、インターネットの面白さを分かる前に投げ出してしまった人たちって感じで書かれていまして、やっぱり日本の受動的な教育が・・・うんぬんといった内容でした。

  面白さがどうこう・・・といった部分はさて置きまして、インターネットって便利なツールなんだけどなぁ・・・必要な公共の情報は大抵あるし、地図としても使えるし、友人との連絡もうとしても使える便利な道具として私は捕らえています。 あと、ゲーム系の貴重な情報源としても非常に便利。

  インターネットを解約していった人たちは単にその使い方をわかる前に投げ出してしまったのだろうと思います。 もともと、はじめる動機自体が、周りもやっているから・・・みたいな感じだったんじゃないのかな? 邪推だけど。

  こっちきて、周りのアメリカ人、さまざまなレベルの日本人をみて、やっぱり世の中、頭の良い探求心のある何にでも好奇心のあるひとたちばかりってわけには行かないよなぁ・・・ってことを知りました。 勉強しないであそんでいるけれども遊び方すら知らない連中っていうのもいるってことも知りました。

  この手の人たちは共通して周りにある刺激をむさぼりまわるのですが、元来からの飽き性というか、熱くならない人間なので本当の面白さを知る前に投げ出してしまい、さらなる刺激を探しまわるという行動パターンを持っています。 うまいと言われる料理はかたっぱしから手をつけるけども、決して味わって最後まで食べることはないって言ったらよいでしょうか。 こういう人は、みんながやっているとか、ちょっと話題に上っている面白そうな物に、いち早く飛びつきいち早く投げ出します。

  もうちょっと探求心があれば・・・とか、思うのですが、いろいろな場面での根気がかけているんでしょうね、一つのことを長く取り組むといったことができないようです。 世の中忍耐力なしで人並み以上に成し遂げられるものは何ひとつないということに気がつくまで、こういった行動を続けるのでしょう。  案外こういった消費型の人たちが今の日本の経済状態を救ってくれる人たちなのかもしれません。 それに金を払っているのはその人たちの両親なんだけどね。

  で、話をISPの解約に戻しますけど、解約した人たちも、やっぱり一時的なノリでインターネットの世界に入ってきて、それで自分なりの使い方を見つけ出す前に投げ出してしまったのでしょう。

私が読んだ記事には受動型の教育が・・・とか書かれていましたけど、まぁそれも一理ありますね。 でも、基本的に、誰かが何かを与えてくれるのを待っている社会に暮らしている人間が、そんなに independant になるわけないじゃないですか。 これを言ったらおしまいなんだけどね。

  ただ受け入れるだけの人間がいきなり選択の幅がある状況になると結構こまるんですよね。 こっちのレストランなんかに入ると、面食らいますよ。何から何まで選択の幅がありますからね。 たかがサラダ一つ注文するにしても、自分好みであれこれ注文をつけれます。 ドレッシングは何がいいとか、オリーブは抜いてくれだとか、トマトを大目にだとか。

  型にはまった扱いに慣れていると、そういう場所にいったときに戸惑うんですよね。わたしもそれでした。



Oct.,12,98
Disney Quest

  週末は、しっかりと息抜きをしてまいりました。奥さんをつれてメルボルンを出たのは2ヶ月ぶりでしょうか。久々にサービスしてまいりました・・・といっても結局一番楽しかったのは自分だったんだけど(笑)

  ディズニーワールドへ久しぶりに出かけてまいりました。 今回でかけたのは買い物街であるディズニービレッジ内に、2〜3ヶ月前にオープンした Disney Quest (多分スペルはあっていると思う) です。 まぁ一言でいえばでっかいゲームセンターです。 5階建てのフロアーの中にいろいろと遊びものがつまっているって感じです。

  ゲーセンといっても、そこはディズニーグループ、一味もふた味も違ったアトラクションを用意しています。 基本的に今のバーチャルリアリティ(この言葉、チープであんまり使いたくないんだけど)の技術を応用したゲームができてしまいます。

  ディズニーの演出というか遊び心がいろいろな場所で見え隠れしているところで、たとえば入り口からエレベーターに乗るにしても、エレベーター内でちょっとした演出が入っています。 エレベーターで3回へいくと、いろいろなセクションへの入り口があります。 これ、ゲームネタで悪いんだけど、ファイナルファンタジー7のアミューズメントスペースであるゴールドソーサーの入り口みたいになってます。 わかんないかなぁ・・・この説明じゃ。 ゲームやったことある人が行くと、ほほぅ と納得すると思うんだけど・・・

  アトラクションは大きく4つのセクションに別れていて、それぞれ違ったものが遊べるようになっています。詳しいことは上にリンクをはっているのでオフィシャルページへ行ってもらうとして、私が個人的に遊んだものについて説明したいと思います。

  最初に行ったのはScoreセクションにある、Ride the comix 。 これは、ヘッドマウントディスプレーを頭につけて、ビームサーベルを振り回して敵をやっつけるというもの。 1チーム6人でプレーしてチーム内の得点競争といったかんじ。 で、振り回すのはビームサーベルなのですが、 手に持つのは長さ30cmくらいの棒で、 2つスイッチがついていて、それぞれを両手の親指で押すと仮想の世界に(つまりディスプレー内に) ビームサーベルがにょきーっとでてくるようになっています。

  この仮想世界ってところがポイントで、 まわりの人には当然見えません。ですから、これをプレイしているひとを見ると、かなり笑えます。 短い棒っきれを持ったひとが、いきなりめちゃくちゃに棒を振り回したり、のけぞったりするのですから。  ビデオでこのかなり笑える模様を撮ってきたのですが、 見せれないので残念です。

  あと、Exploreセクションにある Virtual Jungle Cruse
もやりましたね。 これは、でっかいスクリーンの前にゴムボートが置いてあって、それにオールを持って乗り込んで、ボートを操作するものです。 ボートの下には水色のマットがあって、その中への空気の出し入れで水上にいる臨場感をだしています。

  ゲーム内では経路が分岐するようになっていて、やる人によって目にするシーンは違います。 中には激流くだりもあれば、 溶岩流につっこんでいったりもします。

  これ、乗っている人のを見るのも面白いです。 それぞれの人が自分のポジションのみを担当するので、片側に力の力の強い人が集まるとボートが中々思い通りの方向へは進んでいかないのです。 私ら夫婦が挑戦したところ、スタート直後にいきなりボートが進まなくなりました。 不思議に思い、うちの奥さんの方をみてみたら、おもいっきり逆に漕いでいました。 後ろから前にオールかいてどうするんだよ! それじゃあ前にすすまねぇだろ!

  その模様、同伴した友人にビデオでしっかりと記録してもらいましたので、あと20年は楽しませてもらいます(笑) このゲーム、面白いのですが、上下に結構揺れるので終わった後に気持ち悪くなります。

  あと、大き目のアトラクションはいくつかあるのですが、全部は回れませんでした。 仮想のジェットコースターもあるらしいです。 聞いたところによると、コースを自分で設定して、機械に乗りこむと、その機械がグルングルン回ってジェットコースターに乗っているような気分になれるものらしいです。 絶対酔うな・・・私だったら。

  他には普通のゲームセンターみたいなスペースも中にはあります。 まぁ、ゲーセンですから当然ですね。 いくつかやってみたのですが、難易度設定もアメリカにしては良心的なレベルに設定されているような感じです。 まぁ、あと1ヶ月後はどうかしらないけど。

  書き忘れていましたが、この Disney Quest はフロリダの住民にはお得になっています。館内では飲食物を除いて、あらかじめ買ったカードのポイントを支払ってアトラクションを行うシステムになっています。 通常 $20で 90unit となっています。 ただ、フロリダレジデントは そのポイントが2倍になります。 アトラクションの平均は、大きいものだと 16〜20unit 、アーケードのマシンだと 2〜6unitになっています。 その辺のアーケードゲームをやる感覚で Quest へ入っても、 1ドルで 4.5回 遊べる計算になります。 これは美味しい。

  私ら夫婦の場合は、10ドルで5時間くらい遊べました。 安いもんですよね。 ここは、ディズニービレッジで買い物して、そのあとにquestで遊ぶ・・・っていうのがお勧めのコースですね。

1999年の夏にはシカゴにもオープンするようです。 Disney の戦略としては多分シカゴでしか遊べないアトラクションもいくつか用意することと思うので、シカゴに立ち寄る機会があったら寄ってみたいですね。



Oct.,06,98
Dreamcast

 


  今日は留学とはまったく関係ない話。 つい先ほど、日本でセガが新しいゲーム機の発表を行ったらしい。 SEGA掲示板 に詳細はこれからかかれることになるだろう。 サターンから撤退したセガが排水の陣で臨むニューマシン、 Dreamcast。 いろいろな情報をみるかぎり、あまり受けはよくないような感じを受ける。 セガの掲示板以外は。

  このマシンの略称はドリキャスとなるような気配があるが、この機械を評価していない輩からはドリカスなどと呼ばれている。 発売日は11月27日、定価29800円。 同時に発売するタイトルは5タイトル。 その中にはバーチャファイター3とセガラリー2が含まれている。

  なにやらさびしい感じもするが、PSも発売直後はそんなもんだった。 リッジレーサー、今は亡き闘神伝、麻雀ゲームまじん(感じ忘れた)、あと、1、2本あったかな? しかもPSの発売直後の定価は39800円だった。 私はこの時買った。 いまだったら、余裕で2台は買えるな・・・。 でも、そのときPSを買ったのはたまたまいったパチンコ屋で大勝したからだったのだ。 だから値段は関係なかったりもする。

  通信、WINDOWS CE 搭載、 Naomi とかいうアーケード互換基盤。 これが私の知っている ドリキャスの概要ですが、ただ画面がきれいなPSという感じがして、いまいちインパクトが薄い。  コンセプトがはっきりしていない機種というのはいまいち購買意欲がかきたてられないものだ。さらに、やっぱりデザインがダサい。 デザインなんて機能とはあまり関係のない要素であるけれども、これはこれで重要。 とくに、 N64をパクッたようなコントローラーのデザインには閉口。

  あと、CDのフォーマットをまったく独自の倍密度なんとか・・・というものを導入するらしい。 よくわからんが、コピー対策の様にも思える。

  上で紹介した掲示板では連日、このニューマシンを待ち望むファンの熱い声が書き込まれている。 これらのセガの熱烈なファンを セガ信者と呼んであまり快く思っていない人もいるようだ。

  このまま新しいハードが発売されなければSEGAのニューマシンはそこそこ売れると思う。 しかし、ソニーも新機種をぶつけて来ることは必死だし、なによりも、大ヒットになりそうなタイトルが自社以外から出そうにない環境はサードパーティーからしてみたら望ましくない。

  いまから3年くらい前、あるソフトウェア会社に研修に行った時のこと、その会社はコンシューマにこれから参入するところで、そこの経営者とたまたま話す機会があった。 「これから参入する機種」について話が及んだ時に 「SEGAには参入しない」という言葉をきいた。 理由は、先の年末商戦でセガは売れそうな自社タイトルをぶつけてきて、結果セガの一人勝ち状態。サードパーティーは散々な目にあったからだそうだ。その時はPSとのシェア争いが熾烈を極めたじきなだけに、セガにしてみれば不幸かもしれないが・・・

あと、発売して1ヶ月足らずで100万台売ろうという目標はちょっと高いようなきもする。 ちなみにPSは発売してら販売台数が100万台に到達するまで6ヶ月かかっている。

  PS  の次世代機は、これまでのソフト資産を使えるように上位互換とするようなうわさを耳にするが、これが本当だとすると、今のシェアをそのまま引き継げるソニー陣営の勝ちは目にみえている。 さらに、ハードを発表するタイミングも サターンとPSの発売前を思わせる。

  あの時は、サターンがはじめにスペックを発表したあと、PSが発表し、PSのスペックに驚いたセガ陣営があわててサターンにポリゴンの機能をつけたのを記憶している。 今回もやぱりセガが先に機械の発表をしている。 11月末の発売日前にはソニーに何らかの動きがあるかもしれない。



Oct.,04,98

Child Birth Party

  うちの奥さんが妊娠中にお世話になった、日本でいえば妊婦学級(こんな日本語あったっけ?)で、産後の人たちを対象にパーティーがあったので、夫婦で出席してきました。

  まえの日記にも書いたけど、このクラスっていうのは$10でレジスタできて、一ヶ月に渡って週に一回講義をうけるものです。基本的な知識と妊娠から出産、産後にいたるまでのプロセスを順を追って教えてくれます。わからないことや疑問があったらその場でいろいろと教えてくれるのでとてもよかったです。

  知識として新たにえられるものよりも、精神的な面での不安を解消してくれて出産に臨んだ時に次に何が行われるか何をするべきかなを知ることができました。両親も近くにいるわけでもない私達にしてみれば、これは本当に助かりました。さらに無料で試供品セット、情報誌などがついて、これだけでも$10くらいの価値はあるのでかなりお得です。

  で、今日はそのクラスを受けた人たちが、自分らの赤ん坊をつれて集まる日だったのです。 私たちと同時にクラスを受けた人とは残念ながらあうことはできませんでしたが、いろいろな人と会えました。 やっぱり人種によって赤ん坊も違うんですよねぇ・・・あたりまだけど。 黒人の子どもは目がクリクリしててかわいいね。 白人の子どもはどちらかというとギョロッとしてます。 アジア系の子どもは私のところだけでした。

  一つ気になったのが、生後1年にも満たない赤ん坊がうちのも含めて全部で 5〜6人 いたのですが、そのうち3〜4人が耳にピアスをていたということ。 これには驚いた。 ピアスをしていたのは、確か全部女の子だと思います。 遅かれ早かれ・・・ってやつでさっさとあけちゃったんでしょうけど、 本人の意思でないのは明らか。 それって、親のエゴじゃないのかい? 車に赤ん坊をちょっと放置しただけで Child abuse で捕まる国なのに、 親の趣味で赤ん坊の耳に穴を開けれちゃうっていうのは矛盾しているよなぁ。

  親は全部で12〜3人きていたんだけど、こういうパーティーだけあって話になるのは赤ん坊のこと。 とりわけ、デイケアセンターの話とか赤ん坊用品のことについて盛り上がりました。

  日本でも託児所とか学校の先生の子どもの扱いというのは、親にとってとても気になるところですが、こっちの親も結構気にしています。 やっぱり子どもを取り扱うサービス的な面を持っていますので、中にはとんでもないアメリカ人が子どもに虐待まがいのことをしているようなところもあるみたいです。

  肉体的なやつはさすがにやらないだろうけど、精神的な虐待は結構やっていますよね。 私も子どものころに日本の託児所ですが経験した記憶があります。 で、まぁそういう奴等ほど親がいる時といないときとで態度がころっと変わっちゃったりします。 6歳くらいの子どもにそれを感じさせるのですから、やっぱりあれはひどかったのかなぁ・・・。 年をとってもこういうことってはっきりと覚えているものなんですよね。

  話をもどして、託児所はどこどこが良い、とかいうことを言い合っていました。半別方法としては、子どもをピックアップしに行く時にはじめの一ヶ月はわざと違った時間帯にいって、その瞬間の空気で判断したらいい、と言っていた人がいましたね。 これは使えるかも。

  うちの奥さんは別に働かないからデイケアの心配は不要だけど、 やっぱりアメリカってそういうところが恐いよねぇ・・・「中にはひどいところもある」といった記述をした場合、 日本の場合だとそれが 5%以下なのに対して、アメリカの場合10%前後はありますからね。 これは私の経験に基づく数字ですけど。

  あと、盛り上がったのがオムツはどこの会社が良いか、ということ。 そこで満場一致で Huggies は使うな。ということになりました。 モレモレです。あと、価格的にはこの辺ではトイザラスが一番安いみたい。

  そうそう、あと気がついたことは、うちの赤ん坊が非常にでかかったということです。 うちの6週目の赤ん坊が、16週の赤ん坊よりもおおきかった。 パーティーに出席した人たちは、口をそろえて 「デカイ、デカイ」を連発していました・・・・いままで知らなかった・・・・たしかに顔はちょっとデカイかなって思っていたんだけど・・・。

  日本でそう言われるのはぜんぜん構わないと思うんだけど、アメリカの赤ん坊よりもデカイっていうのはちょっと恐いです・・・あ、でもうちのもアメリカ人なのでそれでも良いのかも・・・。


September,1998
 最新の日記
 November,1998