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August ,1999

Sep,10,99

新セメスター

 2年ぶりくらいにこのページを一新しました。とりあえず作っただけなんで、まだコンテンツの移行は済んでいません。バックナンバーなんかも大幅に手を加えて作り直す予定です。

 さて、新しいセメスターが始まりました・・・といってもすでに2週間終わった状態なんだけど。今セメスターはゆとりがたくさんあります(いいのか?)。というのも、これまで焦って専門を勉強していたのですが、大学側のウェイバーフォルム攻撃にとうとう音を上げました。もう降参です。

 どうあがいても私が大量にもっている数学系のクレジットも認めてもらえないようですし、それならさっさとそっちを取ってしまおうというのが今セメスターの目的。どーせフラットレートなんで、授業はどれをとっても学費はかわらんし、残された留学期間内に卒業できないのは留学前からわかっていたので、それならば次のチャンスにつながるような授業の取り方をしようということなのです。


Aug.,01,1999

ナイアガラにいってきました

 今週末は1泊2日でナイアガラの滝を見にカナダまで行って来ました。初日は移動に使って翌日観光したのちに再びフロリダに帰ってきました。

 「カナダまで行って来た」と言うとあたかも大旅行のように聞こえますが、実際にはアメリカ領からちょっとだけカナダ側に入ってきただけなのでほとんど国内旅行です。滝のカナダサイドからアメリカ側の観光客が見えますしね。

 外にでて動き回るととかくトラブルが付き物の私の旅行ですが、やっぱり今回もそうでした。まずバッファロー行きの飛行機が遅れました。普通の状態で1〜2時間飛行機がおくれるくらいなら、ボーっとして時間をつぶしていればいいのですが、子供がいると結構体力を消耗するものです。

 行った先のホテルでは本来予約してあったはずの部屋がなぜか埋まっており、代わりの部屋をあてがわれました。普通ならアップグレードなんだけど、私らの場合はかなりのダウングレードでした。しかもお値段据え置き(笑)安くしなさい。「部屋がフルなのでここしかないです」なんて言われても、そんなことこっちの知ったこっちゃない。あんたらがアサインメントを誤ったのだろうに。

 私らの部屋はなぜか障害者用のマークが着いた部屋だったのですが、本来各部屋についているはずのコーヒーメーカがなかったり、ドライヤーがなかったり、ハンガー掛けが壊れていたり、シンクの栓が壊れていて水が溜まらなかったり、とにかく壊れまくり。障害者用の部屋なのに、何故かドアもかなり力を入れなければ開かないし・・・直せよ!。文句を言っても代わりの部屋がないので、しかたなく一家3人でクイーンサイズのベッドで一夜を過ごす羽目に・・・キングで予約いれてたんだけどなぁ・・・

 以前の私ならブチ切れてるところだけど、何故か怒らなかったのには訳があります。チェックアウトの時に文句を言いまくったところ(なんだ結局、怒っているんだよね)マネージャーのビジネスカードを貰いました。今日は不在なので後日連絡して欲しいとのこと。後、支払いをキャンセルできるようにカードで払って欲しいとのこと。なに?キャンセル?ということはタダになるかもしれないってことですな?むふふ。それなら許しちゃおうかな。ヒトって現金な生き物だね(笑)

 そして観光旅行の当日、さらに災難は続きます。今回の旅行は日本人モードでの旅行のため(なんのこっちゃ)知人を通してJTBのツアーに現地参加として参加することになっていました。私らはバッファロー空港からの合流組だったのですが、NYからの団体が時間になっても到着しない・・・。これは一体・・・と思いインフォメーションボードを確認したところ、NYからバッファローまでのフライトがキャンセルになっていました。オイオイ、ツアーはどうなる(笑)

 同行していた私の友人がJTBに問い合わせたところ、きっぱりと「今回の旅行はキャンセルになりました。」という歯切れの良い回答がかえってきました。ちょっとむかついた私の友人、このツアーのために金を払ってきているのだから、それだったらホテル、飛行機代を含めて全て返却して欲しいと申し出たところ、

おたくらぼくちんに一円も払っていないからそんなこと知りまちぇ〜ん!などとお子さまのようないいわけを抜かしやがったJTB・・・。予約までいれさせて、当日ガイドが現地で待っている手はずになっているのだったら、現地参加組だけでもやっるのが筋ってもんだろ。その辺は当日になり旅行がキャンセルになったメインの団体の対応に追われていて、たいした儲けにもならない現地参加が切り捨てられたという経緯があったことは容易に想像できる・・・・JTB さっくす!

 とことん粘れば渋々対応はしてくれるだろうと思っていたが、そんなことにこれ以上貴重な観光時間を費やすのはばかげているので、ここで私らは現地人観光モードへと移行して、自分らで勝手に観光することにした。今回のツアーにしても、元々は「日本人の団体で参加するパックツアーってどんな感じなんだろう?」という興味が先行して申し込んだようなもんだったので、JTBじゃなければだめって訳でもなかったのだ。

 というわけで、タクシーの親父にお願いしてカナダサイドまで片道$55で運搬してもらった。そんでもって、帰りに拾って貰う場所と時間指定をしてあとは自由に観光になった。タクシーの親父は観光地にふさわしく、陽気な親父だった。日本だとメジャーな観光地にはわりと愛想の悪い奴らが多いが、こっちはチップという制度があるお陰でメジャーな観光地であっても愛想が悪いことは少ない。このあたりがおもしろい。

 アメリカからカナダへの入国は本当に簡単だった。日本から出国するときに書いた、出入国カードの半券も取られることなく、最初のゲートではアメリカパスポートをもっているうちの赤ん坊に至ってはチェックすらされなかった。中を開いて写真くらい見なさい!日本人のパスポートに対する扱いの差にを感じましたね。

 最終的にはスタンプを押すときにパスポートをチェックしてくれるんだけど(別にチェックして欲しいわけではない)、やはりアメリカ人の扱いは違っていて、アメリカ人パスポートにはカナダ入国用のスタンプすら押されない。

 ナイアガラの滝はアメリカサイドとカナダサイドにわかれているのですが、その辺の本屋で売っているガイドでも書かれているように、やはりカナダサイド見るのがお薦めです。おおざっぱに言うと、アメリカサイドは滝を上から、カナダサイドからは滝を正面にみることになります。

 それほどまわる場所はないので、半日もあれば十分な場所です。もしここにくる機会があったならば、とりあえずボートツアーは抑えておきましょう。滝の真ん前まで行ってくれます。人から、ナイアガラのツアーでは服がびしょぬれになると聞いていたのですが、ボートでは多少塗れるくらいです。服がびしょびしょになるのはおそらく今回私たちが参加しなかった、滝の裏側を歩くツアーだと思われます。

 滝の正面に行くと、水煙がすさまじく視界が悪かったです。やはりナイアガラの滝はある程度距離を置いてみたほうがよいかな。滝の迫力は、凄すぎて、凄いのがよくわからないくらい凄く、それがまたすこしばかり残念でした(意味不明?)。どういうことかというと、滝のサイズの大きさに感覚が麻痺してしまい、それほど大きく見えないけど、近くにいる人間の大きさと比較するとその凄さがわかるということです。

 周囲を一通りまわってみて思ったのですが、結果的に日本のツアーに参加しなくて良かったような気がしてます。ツアーの費用については、現地で動き回ったほうが半分くらいで済みます。かかった費用のほとんどは空港からナイアガラの滝までの交通費で、これも4人くらいで行くととても安く済みますし、色々と観光して、食事をいれてもトータルで$50くらいになるでしょうかね?この場合、当然日本語のツアーはつかないのですが、私達にはそんな物いりませんでしたし、言葉で語ってもらうよりも、圧倒的な滝の迫力が全ての場所ですから、日本語のガイドがそれほど必要だとも感じませんでした。

 私らが参加するはずだった日本語のガイドが入ったパックは$100だったのですが、やりようによっては半分以下で済むので、これは高いかもしれませんね。

 十分に滝を満喫してさぁ帰ろうという段階で再び災難のお時間がやってきました。帰りの飛行機がこれまた2時間近く遅れまして、飛行機に乗ってからも体力的にも限界だったうちの赤ん坊が機内で泣きわめきました。これは辛かった。日本へ帰る時に13時間飛行機に乗ったときよりも辛かった。

 でも飛行機が遅れたお陰で、ワンストップのラガーディア空港からNYの夜景を拝むことができました。ラスベガスの夜景を見たときも綺麗だと思ったけど、NYの夜景も圧巻でしたね。残念だったのは私が使用したUS AIRWAYが電子機器の機内使用を一切禁止していおり、夜景をビデオに収められなかったことですね。夜景をみれてラッキーだった反面、家に着くのが2時間遅れて夜中の3時近く。これは当然だけど。

 と、まぁ、いろいろとトラブったのですが今回の旅行はかなり楽しかったです。これはトラブルに対して免疫がついてきたとうことなのかな?でも、一度でいいからなんの問題もおこらない旅行をしてみたいなぁ(笑)

 この日記をタイプしている最中に、今回チケッティングをお願いしたトラベルエージェンシーで働いている友人から電話がきた。先日のJTBのドタキャンを知って焦って電話をしてきたようで・・・でもまぁ私らはしっかりと楽しんだので別に構わないよ。


Aug.,04,1999

コミュニケーションの能力

 ここ3ヶ月くらいで、接続もいれると延べで9回くらい飛行機に乗ったことになります。この間ずっとうちの赤ん坊などをみていて、彼らの人とのコミュニケーションの上手さ(本人達は意識しているわけでもないのでしょうが)を何度となく実感させられました。

 飛行機に乗る前は、搭乗してからの窮屈さの代償として自由に動き回ってもらっています。疲れてくれたら機内で寝てくれるだろうし、多少のストレス発散にはなるからというのがその理由。うちの赤ん坊は特に人見知りをせず、むしろを他人を好んで寄っていくタイプ。誘拐されても多分その人になついてスクスクと育っていきそうなくらいおっとりしています。

 そんな彼を空港で放すとフロアを這いずり回りながら誰彼かまわず寄っていきます。ニヤ〜っと笑いながら赤の他人の足をむんずと掴んで立ち上がったり、その人の足をバシバシと叩いたりします。大抵の人はここでニッコリと微笑みながら彼に話しかけます。たとえ涎まみれの口を衣服に押しつけられても、口から涎が垂れ下がっていても大抵の人をニコニコとしながら、何事もなかったかのようにはなしかけたり、抱き上げたりします。

 機内でも、親の肩越しに後ろの座席に座っている人に向かって、ニヤ〜っと笑い、手をさしのべます。大抵の人は相手をしてくれます。抱かせて欲しいと言う人も結構いました。アジア係の女の人、黒人男性、白人の男の子、黒人の男の子、中東から来たご一行、国籍を問わず、人種を問わず、何人ものかたに面倒を見てもらいました。お陰でその間両親は子供をまかせっきりでリラックス、うちの子供はご機嫌で一石二鳥(笑)

 飛行機に乗るたびに、そしてゲートの待ち時間中、最低一人は赤ん坊の相手をして抱いたりあやしたりしてくれる人がいるものです。 赤ん坊を抱き上げた後は「彼の名前は?」といった質問からスタートして、コミュニケーションが子供から親へとバトンタッチされます。今度はこちらがわから、「どこへ行くの?」とか「私たちは○○へいくんですよ」といった話がはじまります。彼のお陰でずいぶんと見ず知らずの人と話をする機会が増えました。

 赤ん坊のコミュニケーションの能力は国籍を問わないのが実に偉大だと思いました。人と対するときの基本は言葉ではなく、態度にあることを彼から学びました。できれば、誰とでも抵抗なくコミュニケートできる雰囲気をもった人になりたいのですが、これがなかなか。うちの赤ん坊と同じように私が終始ニコニコと笑いながら他人に近寄っていったら、異常者扱いされてしまいますからね。難しいところです


Aug.,05,1999

Driver(ゲームねた)

 ひさびさにアメリカで良いゲームをみつけた。一週間ほど前、友人から電話がかかってきて「Driver」ってゲームがすげーおもしろいという話を聞き、BlockBusterから借りていたそのゲームをやらせて貰った。アメリカンなテイストがバリバリのゲームだった。ここでいうアメリカンなテイストのゲームとは、ドカドカとものをぶちこわしていくタイプのゲームだ。

 このゲーム、ミッションをクリアしていくタイプのドライブゲーム。ドライブゲームといってもコースを走り回るような従来のタイプではなく、町中を自由奔放にはしりまわる、これまでになかったタイプの物。都市データとしてはマイアミ、サンフランシスコ、ロスアンゼンルス、ニューヨークの4つが入っている。それぞれの都市のデータはどれもかなりの広さを持っていて、微妙にその待ちの特色が出ている。

 それぞれの都市には通常の車が道路規則に則って路上を走行している。時には車同士が事故を起こしたりもする。路肩にはパイルやゴミ箱といった障害物、そして歩行者もいる。自分の運転する車で他の車に突っ込むと、結構しっかりとした物理法則にしたがって相手の車が吹っ飛ぶ。もちろん車の形態もテクスチャーが変わる程度ではあるが変化して、きっちりとへこんで衝突の跡がつく。これは自分の車についても同様だ。

 路上の障害物に車で突っ込むときっちりとはねとばされるように作っている。このあたりの妙な凝り方も実にアメリカのゲームらしい。ここまでリアルだと通行人もはねとばせるかと思ったが、それはできなかった。かわりに彼らは驚くべき敏捷さで車が近づくと走って逃げる(笑)

 画面の右下にはマップが表示される。それぞれの都市には地図にのっていないような裏道までそんざいする。ゲームの進行は、それぞれのミッションをこなしていく形になっている。選んだミッションによってその先の展開が分岐していくようになっている。ミッションの内容は主に犯罪の手助けだ。(いいのか?)。留守電に入っている怪しげなカスタマーの依頼を引き受けていくのだ。どう見ても怪しい連中を所定の場所、銀行の前でピックアップ。銀行では警報が鳴り響いている。さてはおまえらバンクロバーだな・・・。そして彼らを無事にアジトまで送るとどける。もちろん途中にはポリスカーが出てくる。彼らを巻くには他の車との衝突を誘発させるか、タイマンで挑んで走行不能にしなければならない。

 画面の左上には自分のくるまのダメージとfelonyという名のゲージがある。felonyとは、犯罪レベルのゲージで、これが一定以上になると、たまに道路上にポリスカーでふさがれたバリケードが出現する。

 ミッションの中には、「どうしてもポリスカーが必要だからなるべく良い状態でかっぱらってきてくれ」といったものや、人を拾って目的地までとどけると、そいつが家に入っていき銃声が聞こえるという後味の悪いミッションまでさまざまである。もちろん、どれもこれも犯罪である。一応、主人公は警察官で、悪人相手の運びや家業は黒幕に接近するための手段という設定にはなっているのだが・・・。

 久々にアメリカのゲームでハマッた。後半の難易度は鬼のようだったが・・・。しかしこのゲーム、ポリスカーにボコボコにやられると無性に腹が立って熱くなり、Fワードを連発した後に思わずコンティニューしてしまう(笑)日本で発売されたら結構うけるとおもうんだけどな。

 余談であるが、このゲームをやった直後は車を運転しない方がいい。360、180ターンが当たり前の世界の余韻で運転がかなりアグレッシブになるからだ。

 


Aug.,09,1999 無料のコンピュータ

 アメリカではコンピュータをタダで配ってしまうところもあるのですが、それに引っ張られてどうかは知りませんが、ここ1ヶ月くらいのコンピュータの値下がりのスピードは恐ろしい物があります。

 昨日見つけたBestBuyのチラシによると、モニター、プリンター込みで

AMD K6-2/380Mhz
64MB SDRAM
4.0 GB HDD
40X CD Drive
56K V.90 modem

ざっとこんな感じのスペックで $299.99 でした。安いなぁ。更に

AMD K6-2/350Mhz
32MB SDRAM
4.3GB HDD
40X CD Drive

 のスペックのコンピュータは驚いたことにFreeでした。なんてこったい、1年前にかった私のコンピュータのスペックよりも上のコンピュータがいまじゃタダ・・・日本に帰るときにコンピュータを売り払っていこうと思ったのですが、こりゃあ売れないね(笑)

 タダのコンピュータは本体だけで、それにモニターとプリンターがセットのパッケージが付いていて、そのお値段が$179.99なり。ということはトータルで$180あまりの出費でコンピュータ一式が手に入ってしまうことになるのです。こりゃあ凄いわ。

 私がここにあげている値段はメールリベート後のお値段です。このメールリベートというのは、フォルムを販売店からもらって、それに記入してレシートのコピーとバーコードのタグ等を同封して送ると3〜6ヶ月期に値引き分のチェックが送られてくるシステムのことです。だから、実際にコンピュータを購入する瞬間は値引き分の値段も先に払わなければなりません。これは安易にタダとかにしちゃうと買い占める輩が続出するので、その予防になっているんでしょうね。

 ここにあげたのはBestBuy一店の価格ですが他の店でもフルセットでメールリベート後の値段が$500以下の品揃えになっていますね。プロセッサはAMDとか、celeronです。さすがにPIIIとかは無いですね。1年前に私がAMD K6-2/300Mhzのコンピュータを買ったときは、ちょうどコンピュータ本体だけで$1000を切ったあたりで、そのときも大変驚いたのですが、いまじゃあ、 $600〜$800でフルセットそろってしまうのですからホントにすごいですね。

 コンピュータ本体に関してはアメリカの市場で起こったことが3〜6ヶ月遅れで日本の市場に反映されるようなので、あと半年もしたら日本でもほとんどタダでコンピュータが買えるようになるのでしょうか?過酷な競争がメーカー、販売店で繰り広げられているお陰で、コンシューマがその恩恵を得られるんですね、良いことです。


Aug.,10,1999

DreamCast in the US

 セガの社運をかけたゲーム機ドリームキャスト(以下DC)がアメリカでも発売されます。最近、意味不明のCMが流れています。ゲームの画面が全くなくて、最後になるとのマークと99.9.9の数字がでるというもの。

 近くのモールでもディスプレーが始まりました。まだ発売しているわけでもないのに、あたかもゲームを売っているかのようにゲームのパッケージとDCの空箱が展示してあります。実際にDCにさわったのは私は初めてだったのですが、PSとN64をパクッたかのような形状をしているコントローラーはなかなか握りやすかった。

 ただ、前々から思っていたんだけど、やっぱりセガって手際が悪いねぇ。アメリカで展示されていたゲームはパワーストーンというゲームで、すでに日本で発売になっているので存じの方もいらっしゃるででしょうが一応格闘げーです。私がセガの手際が悪いと思った原因はその展示されていたゲームにありました。

 アメリカ人をターゲットにしているのにもかかわらず、日本語版のゲームだったのです。それから受けた印象は、「あ〜セガも相当焦ってるねぇ。大丈夫なのかなぁ」でした。日本語版のゲームということで、当然、キャラのしゃべりは日本語、インターフェイスもぜ〜んぶ日本語でした。そんなのアメリカ人にわかるわけないでしょうに。セガは本気でゲーム機を普及させたいのでしょうか?

 ゲーム屋の親父と話をしたんだけど、アメリカでのPS2の発売は2000年のクリスマスあたりになるのではないだろうかとのこと。そんでもって、それまでの間、セガはDCをアメリカで普及させるだけの時間はあるわけです。その1年あまりのダッシュに成功すればPS2には勝てないまでも、そこそこのシェアを確保できるのでしょうが、アメリカ市場に向けて日本語のゲームでユーザーに訴えても、見切り発車的な印象を与えるのが落ちでしょう。

 私が個人的にDCにはスポーツゲームを期待しています。発売日と同時にNFL Blitz2000が発売されるようで、あと2本くらい欲しいのがあったら私はDCを買ってしまいそうなのですが、その2本がないのですねぇ。

 


Aug.,30,1999

Fall semester,99

 私のところでは学校がスタートしました。例によってレジスターの時にprerequisite蹴りまくりだった私ですが、さすがにウェイバーフォルムを記入する戦いに破れました、疲れました正直言って。それでもって留学3年目にしてはかなり基本的なクラスを取ることにしたら、さらに止められました。どうせっちゅうねん。

 さて、さて、話は変わってうちの赤ん坊のことですが、メルボルンで生まれてから1年が経過しました。子供が産まれてからとうものは本当に時間の経過が早くて驚きます。それだけ振り回されていたということでしょうか・・・。生まれたときは猿のような赤ん坊も、さすがに1歳くらいには人間的な顔立ちになり、今は赤ん坊と子供の中間くらいの顔をしています。

 歩けることが嬉しいらしく、ショッピングセンターで放してやると、「うひょ!」とか「むひょ!」などといった、大人が口にしたら単に危ない奴と思われてしまうような擬声語を発しながらフラフラと歩き始めます。この前などは、勢いアマって走り初めて、顔面からコンクリートのフロアにシャチホコの様に転んでいました。やはり痛かったのでしょう、ぎゃーと10秒程泣きました。そのあとは笑顔で道行く人に歩み寄っていっていましたが・・・。

 すぐに泣きやんだのでまぁ大したことないんだろうなと思っていたら、彼の顔は血塗れになっていました。どうやら転んだときに口を切ったらしい。顔面血塗れになりながら、笑顔で人に近寄っていく自分の子供の姿は、けなげにも映ったがちょっと怖かった。君って強い奴なんだね。

 本当に久しぶりの日記に更新になりました。話が飛ぶのは記憶のメモを整理しながら文章をつくっていないからなので、そのあたりは勘弁して下さい。ハードディスクが飛んだのも原因なのですが・・・たぶんwindows側がクラッシュしたんだと思う。救済用のディスクをつくってはいたのですが、なんとそのディスクも壊れていたというダブルのアクシデントのせいで、3週間程前にとったバックアップをリストアすることになりました。

 留学に関係ないことを書いてばかりいてすまんのう・・


Aug.,31,1999

コンピュータ

 前に似たようなトピックをかきましたが、やはりコンピュータの値段はかなりやばいところまで来ています。周辺機器もかなり安いです。普通じゃないよねぇ・・・。初心者には十分使えるセットがプリンター、ディスプレイ含めて$400〜600で手に入ってしまいます。私が持っているコンピュータはちょうど1年くらい前に買ったのですが、もう、売れません。多分$100〜200で売れたら良い方かな?

 周りの日本人が少ないせいか、私の過去の経歴をしってか、コンピュータ関係で困ったら私の所に電話があります。一応情報系のマスターを持っているといったくらいで、世間の人はコンピュータについては何でも知っていると思っている節がありますが、わたしはソフトの方の人間なのでハードのことはよくわからんです。自分でPCとか組み立てたこともないし・・・。

 結構面倒見は良い方なのでいろいろと面倒をみているうちに、場数を踏んで知識が付いていくことになるのですが・・・。人に教えるということは自分の知識にもなることをいつも実感してます。

 しかし人にアドバイスを求めておきながら、全然人の言うことをきかないで、訳の分からない状態に陥ってから泣きついてくるようなのはやっぱり嫌かなぁ・・・。人のアドバイスを無視したのならば自分で何とかしろよ・・・っていうか話きけよ最初にさぁ。

 「助けて君」はトライしないから経験が付かないし、知識も定着しない。一番損をしているのは本人なんだけど、気がついていないんだよね。あと、ついでに私のことをコンピュータ修理の出前か何かだと思っていたら更に最悪だったりします。直接の回答を得られなくても、その為に苦しんだ2時間、3時間という時間は決して無駄になりません・・・・言うだけ無駄かな。