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past diary

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July ,1999

July,01,1999

日本から戻ってきました

 長期の更新ができませんでしたが、何とか無事に日本から帰ってきました。本当にあっという間の1ヶ月が過ぎ去りました。というのも、2〜3日で移動を繰り返すジプシーのような生活をしていたからなんですね。最長で滞在した場所は私の実家で10日程。あとはめまぐるしく移動に明け暮れた日々でした・・・。しかし、疲れたなぁ。

 久しぶりの日本はなかり良い感じでした。うちの両親は初めてみる孫にエキサイトし、そしてちょっとだけスポイルしていました(笑) 私の祖父が昨年末になくなったので残念ながら曾孫の顔を見せることができなかったのが心残りでした。

 赤ん坊(9ヶ月)を連れての飛行機の移動ですが、何とかなるものです。片道飛行機での15時間あまりの時間、接続待ち、空港からの移動時間を考慮に入れると24時間あまりの移動時間がありましたが、周囲の人のボランティアのおかげで、うちの子供はほとんど泣くこともなかったです。

 機内ではうちの子供は両親がくつろぐ後ろの席で、他の乗客にバトンのようにグルグルと回されていました。

 日本についてからは、すげー疲れたおかげであまりよく覚えていないのですが、なんとか宿泊先にたどり着いて、それから一家3人で爆睡したみたいです。

 日本についてから、当たり前のことですが母国語でサービスを受けられることに感激しました。やっぱり楽だよねぇ・・・。

 日本についてから翌朝、まずチェックを入れたのが朝刊のチラシでした。電器屋のチラシにチェックをいれることで日本の家電のすすみ具合がわかります。アメリカでは一般的に使われている家電は新しい物こそでてきますが、一度発売になったタイプの家電はそれほど進化しません。一方で日本の電気製品は「これでもか」というほどものすごい勢いで小型化、多機能化、低価格化が進みます。このあたりが日本の企業の凄さです。

 DVDはアメリカでは格安で買えてしまうのに対し、日本での普及はいまいちといった感じです。ですがこれも時間の問題で、日本でも価格がアメリカにかなり近いところまで下がるのではないでしょうか?日本で普及している物はやはりMDでした。以前に帰った1年半前と比べると安くなりましたね。アメリカではここ半年くらいになって、ようやくBest Buy などの広告で目にするようになったくらいですから・・・しかもデザインが・・・

 コンピュータの値段はかなり良い線までいっています。海外格差はほとんどないといっても良いくらいでしょう。安くなりましたよねぇ・・・CDWriterはまだ日本が高いけど。

 長くなるんでこの続きはまた明日


July,02,1999

日本からかえってきました(その2)

 日本に帰って思ったことですが、やっぱり都会はゴミゴミしていますねぇ。それと都内の電車の中で泣き叫ぶ赤ん坊に視線が冷たい冷たい(笑)。私の方はだいぶ神経が図太くなって、「あ〜、すいませんねぇ」くらいには思っていても、とくに他に何をするわけでもなし・・・というか、打つ手がないですよね。

 アメリカの国内線にのったときも、一度だけ子供が泣き叫んだ時がありましたが、回りの人は「それが赤ちゃんなんだから気にしなくてもいいのよ」といってくれました。これと比べると、日本人の横目でジロリ&舌打ち攻撃は、かなり大人げないです。

 あ、中には良い人もいましたよ。一緒になって赤ん坊をあやしてくれたサラリーマンの方がいました。とても感謝しています。その方も同様の経験があって、あまりにも子供が泣き叫んだため、奥さんと電車を降りる降りないで、もめたと言ってました。

 日本はやはり寒かったです。とくに朝晩が・・・ほぼ1年を通してのTシャツ生活に慣れていたとはいえ、それなりに日本の気候を考慮して衣類は持ってきたつもりでしたが、やはりズレがあったようで、日本は予想以上に寒かった。

 せっかく関東にいるんだからということで、色々な人と会う約束をして、いろいろな所へいって・・・と、ついついあれこれ欲張ってしまい、疲れをとるどころか逆にため込んでしまいました。やることって結構あるんですよね。

 テレビに見入った日もありました。日本のTVは面白いね。「ここがへんだよ日本人」ってやつをみたけど、番組の内容はともかく、出演している外国人の方々の日本語のうまさに脱帽です。私はあれほど手際よく英語のディベートに参加できるだろうか?

 あと、アメリカじゃ地方によって見られないメジャーリーグの試合もちゃんとやっているところが良かった。日本人投手が先発するときは大抵やっています。これがうれしい。アメリカじゃその地方の球団の試合しか放送されないので、アメリカではアメリカの野球がみられないけど、日本で見られるという変なことになっていました。

(さらに続く)


July,08,1999

日本からかえってきました(その3)

 勝手にシリーズ化にしています。それだけ帰るたびに違いを見つけているってことなんだけど、こういう物は覚えてるうちに書き留めておかないと忘れてしまうので書かせて下さい。

 日本でもアメリカにもあるCMでハンバーガーのCMがありますが、日本のCMはどうも味気ない。妙に綺麗なレタスやトマト、キラキラと輝きながら水しぶきがあがるアノCM、不自然なほどに形が整っていて感じがよろしくないです。一方、アメリカのハンバーガーのCMは、ボヨヨンと宙を舞う肉、わけのわからんソースがたっぷり、そしてドカッと無造作に置かれる粗雑な完成品が人間が手で作ったような感じで逆に食欲をそそります。

 実際に食べると、私には日本の方がだんぜん美味いんだけど、見た目はアメリカのハンバーガーかなぁ・・・。このあたりのギャップが何とも面白いです。

 あと、コンビニ。日本のコンビニは凄いことになっていますね。たった1年半ばかり日本を離れていただけなのに、今は飛行機のチケッティングまでできちゃうっていうんだから。ずいぶんと取り扱うサービスの幅が広がったものです。バイトする方は大変でしょうね。時給はそれほどかわっていないのに、覚えること倍増ですから。

 日本のコンビニに入ったときはエロ雑誌なんかが無造作においてあるのにもちょっと抵抗を感じました。不思議なものです。日本にいたときには何とも思っていなかったのにね。あと、カップラーメンの種類、味ともに断然日本のものですね。個人的には韓国の辛ラーメンが一番すきなのですが、まぁそれは置いておくことにします。

 コンビニに入ったときのワクワク度は日本が上なのですが、サービスに人間味が感じられないのがちょっと寂しかったです。すべてが綺麗にこぢんまりとパッケージになっていて、客は棚にあるものを受け身の形で購入させられている感じが大変強いです。

 これと比べてアメリカのコンビニは(たとえばセブンイレブン)、ホットドックを買ってもトッピングは自分で勝手にできてしまいます。レタスを多めにとか、トマト抜きとかハラペーニョいっぱい入れたりとかね。まぁベジタブルの鮮度も結構問題があったりするのですが・・・。あと、コーヒーなんかも自分でマグカップをもちこんで、その中にドボドボと入れて買えたりもするしね。そうそう、話はそれるけどこっちの人ってコーヒーに限らず、ドリンク類を大量に飲むんですよ。私もこっちへきてから16ozカップ満杯のコーヒーが飲めるようになりました(笑)

 日本のコンビニは品揃えは素晴らしいけど、個人のニーズに合っているかどうかの微調整を個人に求めるアメリカ的なコンビニの方が私は好きだなぁ。


July,09,1999

Web page の内外差

 日本から帰ってきたネタを続けようかと思ったけど飽きたので久しぶりにコラムっぽい日記にしてみる。同意ないし反論、何か反応を掲示板にかいてもらえれば、たげぇ(津軽弁で「かなり」の意味)嬉しい。

 日本のネット環境はアメリカのそれに比べて2〜3年、物の本によると5年も遅れているということをよく耳にするが、私はもっと差があると思う。少なくとも2〜3年前のアメリカの方がほしい情報が、今現在の日本よりも楽に手に入ったように記憶している。

 日本語で必要な情報をinternetを通じて手に入れようとするとき、当たり前の情報ほど手に入りにくいのが現状。日本のinternetで公開されている情報はかなり偏ったものが多いように思う。スポーツニュースにしろ、どれだけのデータがネット上で公開されているだろうか?アメリカのサイトのESPNと比べてみれば一目瞭然(これと比べるのは乱暴かな?)。これに迫るくらいの情報量を持ったサイトは日本にあるだろうか?

 日本人が作ったページと、海外のページとではその公開する情報の性質が違う。日本ではアメリカ並にオーガナイズされたページが少ない。私は日本人は「一つ芽がでるとそれに向かってとことん突っ走る」という性質を持っていると思っている。Web作りにもその傾向がでていて、日本人の作るページは個人が作る特定の内容に対してのページはとにかく綺麗につくられている。ツボにはまるととことん使えるページなのだが、探しづらく、検索するまでに時間がかかるという欠点がある。だから私の定義では狭く深くというタイプが日本型だとも言える。検索に時間がかかるのはWebの作り手の問題というよりも、日本語が持っているハンデみたいなもので、詳しくは後ほど述べる。

 一方でアメリカにあるページは細かいことに突っ込んだページもあるにはあるが、日本ほどのきめ細かさがなかったりする。その変わりにとても幅広くにわたってオーガナイズされていて、欲しい情報は手に入りやすく、検索も短時間に行える。趣味の分野に時間をつぎ込むのであれば、腰を据えて日本のページをあさって自分に会うものを探すのが良いのだろうが、手っ取り早く何かを知りたいときはアメリカのサイトの方が圧倒的に使える。そして、一般の人がインターネットに求めるものは、日本的なサイトではなく、ちょっとした時間で割と多くのことを知れるアメリカ型のサイトなのではと思う。

 Web pageを検索するにあたって必要な手順も日本語のページを検索する場合はハンデになるといったが、これは次のような理由からだ。例えば英語混じりの言葉をキーワードとして検索する場合、日本語には半角英語の他にカタカナもあれば、全角英語も存在する。あと、英語の場合綴りをまちがえていたり、本来スペースが入る2つの言葉がワンワードのなっていたりする。カタカナの表記のしかたも、もとは英語からきたものなので曖昧で、良く悩むのが伸ばす音を文字「ー」を使うかどうかだ。これらの多彩な表記方法のおかげで検索が実に面倒なことになる。

 この問題に遭遇するたびに頼むから英語で統一してくれといいたくなるのだが、日本はやはり未来永劫にわたって英語アレルギーの国だと、現時点での英語の教育内容をみて私はそう感じるので期待するだけ無駄なのだろう・・・。 せめて全角英語の表記だけでもなくしてもらえたら楽なんだけどなぁ・・・。

 最近、日本のゲームを買った。マイナーなゲームで、私が住んでいる周辺では攻略記事が載ったような日本の雑誌も手に入らないので、情報をWebで探そうと思った。英語、全角英語、カタカナ、部分的に日本語、ひらがな、いろいろなパターンで関連したページを探したが、見つかったのは発売元のページのみ。おまけにそのページではパッケージをみれば書いているような製品紹介しかないというお粗末な物。まったく使えない。発売元からしてこの調子である。

 そこでアメリカのサイトを使って調べることにした。日本のみ発売のゲームで、日本のWeb上にない物がアメリカに存在するだろうか・・・。しかし、それは存在した。

 海外のサイトでは、ゲームに限らず一通りの内容が簡潔にまとめられている物は FAQ という言葉で統一されているので、試しにゲームのタイトルと FAQ という言葉で検索をかけたところ、かかるかかる。ちなみに順を追って内容を説明するファイルはwalk throughと呼ばれていて、こっちの言葉を使っても望みの内容に近いものをえられる。

 で、まぁ内容は当然英語で書かれているのだが、日本語のゲームの内容を知るために、日本語を知らない外国人(決めつけが入っいるが、情報提供者が多数いることから全ての人が日本語に堪能であるとは考えにくい)が作った英語の文章を読むのである。なんだか奇妙な話だ。それにしても、訳の分からない言葉のゲームをトライ&エラーでやりつつ,FAQ や walk throughを作ってしまうパワーには恐れ入る。私だったら、例えばアラビックのゲームの攻略記事なんて書きたいとも思わない。

 興味があるのなら試しに http://www.gamefaqs.com/ をのぞいてみてほしい。コンソールに関わらず、ありとあらゆるゲームのFAQが網羅されている。日本で発売されたゲームであっても驚くことに2週間ほどで、ここにFAQやwalk throughが並ぶことになる。英語さえ読めればこれほど充実しているサイトはない。

 「日本のサイトは屑だ。」アメリカにいる日本人の知り合いが口にした言葉。そこまで悪くいうこともないだろうとも思う。全面的に認める気はないが、やはり内外差はすさまじい物があるとも思う。アメリカのインターネットの図書館化はものすごい勢いで進んでいる。日本はやっと通信の基盤づくりのためにNTTが固定料金制へ向けて重い腰を上げたばかりだ。

 


July,10,1999

アイアンシェフ

 9日の夜、日本ではフジテレビ系列で放送されていた番組、「料理の鉄人」が初めて(プレミアとかいっていたから多分そうだと思う)アメリカで放送されました。放送されたのはfood networkなんですけど、ここは料理関係専門のチャンネルです。

 こちらの料理番組をみると、素材をぶった切って鍋にぶち込むようなおおざっぱな料理が多いので、日本的な繊細な料理番組がアメリカで放送されるということで、非常に興味深くみました。

 料理に関する根本的な違いはやはり皿の盛りつけにあると思います。日本へ行ったことのあるアメリカ人の話では日本の料理の盛りつけがあまりにも綺麗だったので、思わず料理に手をつける前に写真を撮った人を知っています。ビジュアル的にも訴えるうまさというのが日本やフランス料理にはあるんですね。こっちの料理は一つのボールに大量に同じ物がドカドカ乗っかっているだけですから、そのあたりの繊細さがこちらの人に受け入れられるかどうか、とても関心があります。

 全て英語の吹き替えでしたが、元のキャスティングというか、音声を損なわないような工夫がされていて見ていて純粋に面白かったです。

 日本のTVのエンターテインメントも捨てたモンじゃないです。これが単発に終わらずに長続きしてくれれば良いのですが・・・。そのうちこの番組をみたアメリカ人から反応でも聞くことにします。もし人気があればニュースグループでもすぐにできるはずなので、そこの内容でもチェックしてみますかね。


July,11,1999

ベガスにてとてつもない偶然

 フロリダに帰ってくるちょいと前のこと。かれこれ10日くらい前になるのかねぇ。ラスベガスに寄ってきました。今回お世話になったのは、フロリダで寿司シェフをしていた知り合いのところで、ちょうどベガスで家を買ったということで、そこ遊びに行くというのが目的。もちろん観光もかねてなんですけど。

 今回ベガスでは凄い偶然が重なってびっくりさせられた出来事があった。別にデカイ金額のジャックポッドが当たった訳ではないのだが、それが当たっても良いくらい少ない確率。

 してその出来事とはベガスでその寿司シェフのお宅に着いて一時間ほどして、その家にサンディエゴの知人が遊びにきたのだった。なんだそれ?とか言う前に最後まで聞いて欲しい。その友達というのは、元々フロリダにいた人だが、その寿司シェフの間には何の面識もない。しかもその友達は当初フロリダへ遊びに来る予定だったのだが、私がその時日本にいることをしったので「会えないねぇ、残念だねぇ」てなことを、その2週間ほど前に話をしていたばかりだったのだ。だから当然私は驚いた。

 はじめのうちは事態を飲み込めなかったが、よく聞いてみたらこういうことだった。サンディエゴの友達が、たまたま私たちがラスベガスに到着する前の晩に、たまたまラスベガスに来ていて、たまたま私の知り合いの寿司シェフがいるお店に来て、たまたまその人の前に席を取り、たまたまフロリダの話をした。以下二人の会話(もちろん一言一句正確にに記憶している訳ではないのでその辺はご了承下さい)。

寿司シェフ「お客さんどちらからいらっしゃったんですか?」

友人「サンディエゴです。」

(途中は普通にある客と店員の会話)

寿司シェフ「私ねぇ、ここにくる前はフロリダにいたんですよ。」

友人「そうなんですか?僕もフロリダに1〜2年いたんですよ。」

寿司シェフ「フロリダのどちらにいらしたんですか?」

友人「メルボルンです。」

寿司シェフ「私もそこで働いていたんですよ。じゃあ、日本人の方でよねさんって知ってます?」

友人「知ってます、知ってます。夏休み中にできればフロリダに遊びに行きたいと思っていたんですよ。でもあそこの一家は今日本に帰っているんですよね。」

寿司シェフ「その人ね、明日の昼くらいにラスベガスに来てうちに泊まっていくんですよ。」

友人「え?そうなんですか?会いたいと思っていたので私もおじゃましていいですか?」

寿司シェフ「いいですよ。住所と電話番号教えましょうか?」

よく話を聞いたところ、以上のような具合だったらしい。ちなみにその寿司シェフの働いている寿司バーは日本人観光客向けの店ではない為、日本人の客はほとんど来ないような店だそうな・・・どうした!小さいぞ地球世の中の狭さというか、とてつもない偶然に驚いてしまった・・・この凄い確率のことがジャックポットにも影響しそうな予感がガンガンして、翌日から夫婦で決戦に臨んだのですが、私ら夫婦の億万長者の夢ははかないものとなりました(笑)

 話は変わりますが、聞いた話によると割と最近、22ミリオンがでたそうで・・・まったく凄い金額です。日本のドリームジャンボ8回分くらいでしょうか。大きい金額が当たるスロットというのはやはり投資もでかくなるようになっていて、$5とか$1ですね。ジャックポッドの金額がネットワークでつながったスロットの上に表示されるんだけど、それがまたものすごい勢いで増えていっているのです。かなりやる気になります。

 ベガスでかなり不満だったことは、各ホテルともゲスト以外はストローラーの持ち込みは禁止されていたということです。そのおかげでかなりいけないところがありました。security reasonと言っていますが、何かあったんでしょうね。そんでもっていちゃモンつけられて訴えられたホテル側が負けたというのは容易に予想できますが・・・

 チャイルドケア用の施設があると、ガイド本には書いていますがホテルの人にはっきりとお勧めできませんなどと言われてしまった。あんたのところは何の為にそんな施設を作っているんだ?宿は前にもでてきた寿司シェフの方のところだったので、そこのホテルのゲストではないということも関係あるかもしれませんが、子供を連れていくようなところではないですね、やはり。

 私ら夫婦はどうやって遊んでいたかというと、時には30分交代で子供の面倒を見ながら(笑)、時には同伴してくれた寿司シェフの奥さんにも面倒をみて貰いながら(笑)ローテーションを組んで遊んでいました。凄い親だな・・・このことは子供が大きくなるまで黙っておこう。おかげで、手っ取り早くできるスロットにしか手を出せなかったのですが、一口にスロットと言ってもたくさんの種類があるのでなかなか楽しめました。

 赤ん坊同伴ということでショーはほとんど見れませんでしたが、無料で見られるショーは一応ポイントを押さえておきました。ダウンタウンのアーケードは凄かった。天井一面がディスプレーになって1時間ごとに違うショーをやります。あのあたりは、昼間はこ汚くて廃れているように見えるのですが夜になるとネオンの光に包まれて一気に息を吹き返します。凄いものです。今回は時間がなくてダウンタウンはゆっくりとは回れなかったのですが、次にいく機会があったらゆっくりとしてみたいものです。カジノ全体の雰囲気が落ち着いていました。豪華ホテルのバブリーさとは異なりいい感じです。

 最後にRioのシーフードばっふぇはかなりお薦め。値段はベガスにしては高い部類に入りますが、全ての料理に於いてかなり質が高いです。カニとか食い放題だし、デザートの種類もへたなケーキ屋よりも充実しているというこりようです。また行きたいな。


July,21,1999

ボストン

 すでに一ヶ月ちかく前になりましたが、日本からこちらへ戻ってくる際にラスベガスとボストンの知人のところへそれぞれ遊びに行きました。ボストンはアメリカにしては珍しく地下鉄が発達している都市です。といっても発達の度合いは東京のそれとは比べ物になりませんけど。

 ボストンではダックツアーなるものに参加してきました。これは第2次世界大戦中に開発された水陸両用車に乗って市内を観光、途中で川にドボンと浸かって川から市内観光をするというツアーです。市内の要所を押さえているのでなかなか良かったです。

 地下鉄でのお話。地下鉄に乗り込むと私が子供を抱いているのが目に入ったのか、一人の男性が「この席に座らないか?」と聞いてきました。10分くらいの乗車であることあることを知っていたから別に立っていても問題はなかったで、「ありがとう。でも大丈夫だよ」と答えてその場に立っていました。しばらくするとその男性は私のところへツカツカと歩み寄ってきて、とうとう私は座らせられてしまいました。やはり端から見ても片腕に子供抱いてポールにしがみついていたのは大変そうに見えたようです。こういったオファーがあるのは嬉しいもんです。

 ボストンへ行って思ったこと。家賃がめちゃくちゃ高い。ついでにホテルも高い。アパートは$700〜800当たり前らしい。私のところでそれだけだすと、海辺のかなり良いところが借りれます。やっぱりこのあたりは安いのかなぁ・・・。

 


July,22,1999

困った奴の話

 留学していて、海外にいて、何か困ったことがあると最後に頼るのはやっぱり日本人っていうのがあるんですね。ある程度こっちの生活に慣れると自分で解決できるようになるのですが、この、人に世話になるというプロセスの段階で過度に他人に甘えてしまうとちょっと問題があります。

 今日はそんな、他人をただただ利用していることに気がつかない人の話。この人(女性25歳くらい)しっかりとした目的を持って留学していてなかなかの頑張りやさん。私もかなり良い印象を持っていたのですが、ちょっと付き合ってみるとただ人を利用するだけの人間で、自分の頼み事をしてもらったらあとはそれっきりの人でした。

 私がもっとも嫌いなタイプの人は人とのつながりを持たない人です。頼み事があるときだけ人を頼って来て、終わったらハイさよならってタイプの人間は最低だと思っています。報酬を期待して頼みを聞くのは浅ましい行為だとはわかっていますが、自分のお願いだけ聞いて貰おうという魂胆が見え見えの奴の言うことを聞く気は私にはさらさらないです。たまに電話するなり、遊びに来るなり、自分の露骨な要求があるとき以外の面でも付き合う姿勢を(嘘でも)みせて欲しいものです。

 ある日いきなり車が止まった彼女。周囲に頼れる人がおらず(みんな帰国ないしは別の場所へ移っていった)私の家へ電話がかかってきました。とりあえずその日は修理屋までのライドを提供して、他人の車のことでいい加減なこともできないので、あとは細かい交渉はネイティブの方が良いと判断して友達を紹介しました。

 その友達にはかなり面倒をみてもらって、やっとのことで車が直ると、それっきり連絡もないとのことでした。私としてはそれをきっかけに知り合いの輪が広がればと思ってやったことでしたがあてが外れたようです。それ以来私のところ連絡はありません。お礼もかねて何かのイベントの時にカードでも送れば、そこから付き合いは広がって行くのですが彼女にはそれがわからないようです。

 そんな彼女もルームメイトができて、何かと面倒を見てもらえる状況にあるのでしょう。物事をお願いできるサポーターを手に入れた彼女は、それっきり何の連絡も電話もありません。最後にあったのは半年くらい前に「これから映画に行くので、上映時間を調べたいから映画館の電話番号を教えて下さい」というコールでした。それは、私ら夫婦がその子の家に遊びに行こうとしたら、「レポートの提出があるのでその日はだめです」と断られた週末のできごとでした。ふざけんなよ!

 私らと話しするより映画を選んだことは大した問題ではなく、そのことをすっかり忘れて自分で調べればわかることをわざわざ私の家に聞いてきたことに腹が立った。うちに電話してくることないだろうに・・・(彼女にとっては困ったら私のところに電話らしい・・・うちはイエローブックじゃないっちゅうに)

 彼女は本当に頑張りやさんなので、100歩譲ってとても忙しいく電話の1本もかけられなかったと仮定しましょう。しかし、最後に連絡があってから半年間の間ほど時間がありました。その間、時間的な余裕はすくなくともあったはずなので、やはり結論として私らは困ったときにしか頭に浮かばないくらいの存在ということになります。そして何よりも最後の教えてちょうだいコールが私にとっては決定的でした。

 もしかしたら、私らに対してのみの行為かもしれません。でもまぁ、車を修理した後の私の友達に接したあとの対応を見ても、単に人を使うだけ使ってあとはさよならってタイプの人間の可能性が高いようです。 

 日本人が少ない地域にすんでいると、どうしようもなく困ってしまう状態で、それほど親しくない日本人にも物事をお願いすることが多くなります。こういう状況下ではその人の他人に対する態度というものはかなりハッキリと現れるものです。別に留学先の人と生涯おつきあいする訳ではないので、そのこと自体は彼女の人生に影響を与えるものではないのですが・・・。

 これを言っちゃおしまいなんだけど、人間って奴はやっぱり一番大切な物は自分自身なんだよね。ただ、それを意識している人としていない人とではかなり行動が違ってくるような気がします。意識していない人は自分が利己的に振る舞ってもそのことに気がついていないから、後から反省することがないからなんですよね。私の経験から言うと、この手の人は自分に一生懸命な女の人に多いように思います。